2008年05月08日
カスペルスキーの評価
先日からこれまで利用していたAVG AntiVirus7.5 Freeの代わりにカスペルスキーを試用中です。このソフトは検出力や、
バックアップ体制は屈指ですが、少々過保護な所が気になります。
また、Windows Vistaのように、何かある度に問い合わせがあり、Vistaと同じ使い勝手の悪さがあります。
Vistaでも感じましたが、システムの驚異となりえる活動にチェックが入るのはいいとして、 いちいちユーザーに問い合わせるのはどうかと思います。「信頼」に設定しない限り毎回表示されますし、 なにより信頼するかどうかの判断材料が乏しく、PCに詳しくないユーザーは反射的にすべて信頼にしてしまう可能性があります。 ちなみにVistaのUACも同様の指摘がされています。
さて、まだ試用期間は1週間に満たないですが、どうやらこのソフトは吉田にはあわないことが判明しました。 その理由を挙げておきます。
(1)Visual Studio2005のコンパイルが遅くなった
ソフト開発者としてこれは致命的です。処理が遅くなるだけならまだしも、
1分以上フリーズのようになってしまうことが多々ありました。
開発ソフトはバックグランドでさまざまなファイルを生成するため、いちいちそのチェックをしているのでしょうが、頂けません。
ちなみにVisual Studioは問い合わせがあった祭に「信頼する」に設定してあります。
比較のため、同量の変更をソースコードに加えた後、カスペルスキーの保護機能をOFFにしたところ即座にコンパイルが終了しました。
(2)WinCVSの動作が遅くなった
WinCVSはソフトウェアのソースコードを管理するためのツールです。 各バージョン間の履歴などを記録してくれる非常に頼もしいツールですが、更新されたファイルを常時監視しているためか、 WinCVSの終了時などにフリーズに近い現象が発生するようになりました。
(3)全体的にシステムの動作が緩慢になった
バックグランドでチェックしているためか、ソフトの起動が遅くなりました。また、 たまにですがブラウザなどでもフリーズに近い状態が発生します。吉田の場合はネット上のサイトを見るだけではなく、 ローカルに保存してあるウェブサイト(競馬三昧やsimplepat.com)をチェックしたり、 おっず道楽などが蓄積したHTMLファイルを開くケースが多いことも影響しているかもしれません。
細かいところを挙げるときりがありませんが、やはりそれなりに堅牢性をうたっているソフトは犠牲にするものも多いようです。ただ、 Nortonを導入したときのように回避策無しの不具合は発生してないので、ソフトウェアの品質や実装はNortonより確かだと思います。
吉田的には開発に支障が出る事態が発生したため、カスペルスキーはアンインストールし、別のソフトを探すことになると思います。 有償ならNOD32、 無償ならAVG8 Free Editionになると思います。
参考記事:
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20071215/289571/
独自ベンチマークでカスペルスキーが最も実行速度が遅くなっている。信頼度を100%に近づけた代償。開発者のように普通とは違った活動をさせる人にはあまり向いてないと思われる。