メインのサポートを(株)ナクティブの社員に委託し、吉田はアドバイザーという位置に下ります。
正直、サポートも開発もとなると、2つ会社を抱えている身ですし、いろいろと案件もありますので、手一杯の状態です。
シンプルぱっと2についても、いろいろと手直しスべき部分、要望の処理などを考えると、開発に専念できる環境づくりをしていく必要があると思っていました。
ただ、開発環境が古いため、新しいOSへの対応は厳しくなっています。
一番問題なのは、Windows7で開発環境を動かそうとするとかなりトロくて、効率が悪いという点です。
このへんなども加味すると、開発ペースは遅いと思いますが、2012年から引き継いだ懸案事項がありますので、ひとまずサポートだけでも吉田の手を離れる状態を作りたいと思います。
]]>別に立ち上げた方(FXで完全機械化は可能か?)ばかり力が入ってしまって(笑)。
競馬三昧の「ブログ」は、吉田の開発日記、日々の雑感を綴る目的でつくりました。
ブログのアーカイブを見ると2004年9月からになってます。
正直、競馬をテーマにした題材は自分の中で出し尽くした感じです。
いろいろと答えは見つけられましたが、競馬の場合、オッズが下がるので、不用意に
書けないという背景もあります。
今年を振り返るとひとつだけ残念なことがありました。開発に3年を費やした
「ドリーム競馬EX」が都合により、1年も経たずに終了してしまったことです。
この製品は委託開発されて作ったものですが、中途半端な公開になってしまい、
利用者の方にもご迷惑をお掛けしました。
同時に、自社以外の製品にはリソースを割かないと決めるきっかけにもなりました。
ただ、ドリーム競馬EXを作る際にいろいろと検証しまくりましたので、来年は
そのネタを支障のない範囲で公開していこうと思います。
自社製品といえば、シンドロームがえらく好調です。営業的にはいろいろと苦戦した
面もありますが、一番大きいのは会員の「ナリヤン(ナリキチ)」さんが、JRA主催の
オッズ・マスターズ・グランプリで4連覇(2012年全ステージ1位)の偉業を成し遂げた
ことです。
率直におめでとうございます。
シンドロームを使ったからといってすべての人が勝てるわけではないですが、きちんと研究
をして、自分のルールを作った人は強いと実感させられました。
吉田的には、しばらくシンドロームの方に、力をそそぐ形になります。
シンプルぱっと2に関しては、いくつか懸案事項がるので、それを実装してしばらく
おやすみといった感じです。
ちょっと例を挙げると、3連単など点数の多い馬券向けのフォーメーション投票
の機能や、 Expert Edition向けの機能の実装です。
2012年は2011年があまりにもひどい年だったので、その再生と位置づけていました。
事業面もふくめ、立ち直るきっかけは作れたと思っています。
「種は蒔いた」 うん。
吉田は競馬は半隠居状態で、基本的に自動でしか競馬をやりません。
シンプルぱっととシンドロームをベースにしてますが、これでいいかな?
と考えてます。
2013年は、よりよい年にしたいと思ってます。
みなさんも良いお年を。
Google PlayでNexus7を購入! 量販店で入荷待ちの人は、Googleから直接購入したほうが早いですよ。吉田の場合、量販店発売日の10/2(火)の16時に注文し、10/7(日)の14時頃に届きました。賞味5日ですね。
さて、Nexus7ですが、7インチディスプレイ、解像度1280×800、340g、Android 4.1という端末です。製造は台湾の有名マザーボードメーカー ASUSとなっています。スペックはほかのサイトに結構乗っていると思うので、吉田のやりたかった用途についてレビューをします。
吉田はNexus7をウチのなか専用の端末として購入しました。なにをやりたいかというと…
家中専用なので、16GBしかないストレージも、Wifiしかない通信環境も関係ないのです。
マンガビュワーとしてやりたいことを満たすソフトは、Comitto!とPerfectViewerです。PerfectViewerはローカルストレージにデータを入れて使う用途がメインに設計されていますが、最新版ではLAN内のWindows PCにsambaでアクセスできるようになってます(本棚機能は使えません)。
Comitto!はPerfectViewerに比べると完成度が落ちる上、訳もわからずソフトがダウンすることがありますが、LANを前提に設計されているので、こっちをメインに使ってます。
一度アプリを終了すると、いちいちマンガのタイトルを指定しなおさないといけませんが、共有フォルダ、PC別にショートカットを作成できるため、複数のPCにデータが分散しているときなどに便利です。
結論は「Comitto!」でマンガを読もうです
購入前にいろいろ調べたのですが、Rootedが必要かと思いきや、ひも付きで十分行けました。使用するソフトは、「ESファイルエクスプローラー」と「MX動画ビュワー」です。
やりかたは、まずESファイルエクスプローラーを設定し、動画の入っているPCの共有フォルダにアクセスできるようにします。その上で、ESファイルエクスプローラーを使って、共有フォルダ内の動画を選択します。
どのアプリで再生するか?という画面が出てくるので、MX動画ビュワーを選択すると、Nexus7でバッチリ再生されます。FLV、WMVをはじめとして、多くのフォーマットに対応しているので、パソコンとあまり遜色はありません。
結論は「ESファイルエクスプローラー最強!」
Android端末はこれがはじめてなので、比較はできませんが、ホーム画面のスワイプ時のもたつきなどは、iPhoneと比べても全く遜色ありません。非常にサクサク動作します。
電池はiPadに比べるともちませんが、1日使用するには十分です。ゲームを連続でやるとさすがに5時間ぐらいでヘタってきます。
ブラウザは標準でChromeがついてきますが、PCで使っているのと使用感は同じです。解像度も十分にあるので、PCサイトも特に問題なく閲覧できます。
ただし、Flash非対応なので、そのままではニコニコ動画のようなFlashコンテンツは見られません。
家中ビュワー端末としては、非常に高評価をしたいと思います。iPadを使って同様のことをすると、すくなくともDNLA対応の機器を増設したり、端末自体も高価なので10万はかかると思いますが、Nexus7では19800円で実現できたことは、非常に大きなメリットです。
結論 最強ビュワー Nexus7!
]]> すごく凡ミスですが、PCの前で飲んでいた飲み物をうっかりこぼしてしまった。
表面は拭きとって、水抜きも可能な限りしたつもりだったのだが、寝る前だったので、
キーボードのコードを外して通電をやめるのを忘れてしまった。
翌朝、キーボードをいじってみると、見事に昇天。その後丁寧に乾かしてみたが、初動で通電をやめなかったのがすべての敗因でした。電気製品の水没事故というのは突然訪れますが、慌てず騒がず、通電を完全にOFFにしてから乾かせば、案外動くものです。
結局、キーボードは買い直しになったわけですが、もともと使っていたキーボードは4000円ぐらいのメディアキーボードとはいえ、何度も乗り換えに失敗したフィーリングがぴったり一致しているキーボードだけに、後継機の選定は結構難儀しました。
仕事ができないと困るので、近所のヨドバシカメラで選んだのですが、主力のワイアレスキーボードはどれもキータッチもキーピッチもいまいち。結局、1時間の検討の上、サンワサプライのメカニカルキーボードにしました。14800円也。プログラマのひとは、よくRealForceといった高級キーボードを使っていますが、吉田は水死したロジクールのメディアキーボードが気に入っていたので、一切手を出しませんでした。
RealForceらに比べると若干安いですが、高級機であるし、前のキーボードのレイアウトに近いため、キータッチは軽やかで、ミスタッチもほとんどありません。
キーボードやマウスなどの入力デバイスは、パソコンをいじる上で必ず利用しなければならないため、いざ壊れると次の機種選定に悩むものです。特に吉田のように、パソコンを使ってプログラムを組んだり、文章を書いたり、ウェブサイトを作ることを生業としている場合には、かなり深刻です。
]]>あまりにも痛みがひどかったので、整形外科を受診する前にトラックボールを導入してみました。最初は右で使っていましたが、やはりあそこまで症状(石灰沈着性腱板炎+インピンジメント症候群)が進行していると痛みは引きません。
そこで左手用に切り替えて使ってみました。もともと右利きですが、1ヶ月もするとだいぶ慣れてきます。右手の負担はだいぶ軽減されます。しかし、Windowsの動作は右手にマウスを持っているのが前提の操作が多く、キーボードショートカットとの組み合わせに違和感があります。
トラックボールはケンジントンのSlim Bladeを使用していますが、左手だと右上のボタンがしっかりと押されていないことがあります。左手でつかう場合は、トラックボールの形状とかはもう少し考えたほうがいいかもしれません。
ちなみに2ヶ月間左でトラックボールを操作した結果、右肩はだいぶ休めることが出来ました。鎮痛剤などを服用しているのもありますが。
]]>吉田自身、昨年末から体調を崩しており、シンドロームやシンプルぱっと関連の仕事はペースを落としてやっています。先日もどうにも肩の痛みが引かないため、整形外科を受診し、MRIなど各種検査をした所、石灰沈着性腱板炎とインピンジメント症候群(野球肩)と診断されました。
また、ずっと下痢が続いており、こちらも内科などを受診しましたが、一向に改善しません。おそらく過敏性大腸症候群だと思われますが、より正確な診断はやはり内視鏡検査が必要とのことです。
そんなわけで、ろくにブログも更新できずにいました。ご心配をおかけして申し訳ありません。なお、肩などは現在治療中のため、ブログの更新はやはり遅れ気味になると思われます。
]]> ナクティブの方は一部業務をアウトソースしていますが、開発や執筆など吉田本人の業務を担当できる人はまだいません。
こちらは、シンドロームを中心とした競馬関連の会社であり、ずっと一人でやっていくつもりです(外注はおきますけど)。
トランスエッジの方はFX関連のビジネスを手がけています。こちらは人を増やすつもりですが、まだまともに売上が立っていないのが実情です。9月にセミナーをやりましたが、売上の大半は東北への義援金に回すことが決まっています。
人を増やすには、キャッシュフローを確立してからになります。
つまり、当面はひとりでほとんどの業務をこなしていくことには変わりありません。
タスクを整理すると、大部分がトランスエッジのFX事業に関する業務になりました。実際、開発中のFX関連ソフトウェアがありますし、トレードシステムの開発検証も多々あります。実験中のソフトウェアや、その他事業計画にある事業の準備もあります。
トランスエッジは、セミナーという形でBtoCのビジネスを行いました。しかし、一番に考えなくてはならないのは、BtoCの部分ではなく、BtoBの部分です。これに関連したタスクが、トレードシステムの開発検証や、FXソフトウェアの開発なのです。3年以上の年月を費やしている部分でもあり、こちらを早く形にするのが吉田の役目ではないかと思っています。
もちろん、さまざまな流れやしがらみからBtoCのビジネスに携わることもあると思いますが、いま集中すべきものを再確認したので、トランスエッジとしての活動はあまり目に見えないものとなると思います。
今年もあと2ヶ月強です。出来ることには限りがあるため、やることを絞っていきたいと思います。
]]>
ひとことで言うなら、考え方、ノウハウが必要だからです。ソフトウェアをすべて一から書く場合、開発言語のみならず、プラットフォームや利用される環境について知っていなければなりません。
身近な例ではトレードルールや、競馬ロジックなどもノウハウの塊です。
最近、さまざまな人にあって話をしていく中で、自分では当たり前のように見に付いている「一から構築する技術」が欠けている人が多いことに気づきました。その差は何か? 一言で言えば経験なのですが、フレームワークといってもいいと思います。
ここで言うフレームワークとは、考え方の枠組みのようなものと捉えて下さい。フレームワークには効率のいいもの、悪いものもありますが、何かを考えるときの基準となるため、絶対に必要になります。
まったく経験のない分野に挑戦するとき、何から手をつければいいか分からないのは、このフレームワークが自分のなかに無いためです。そのため、新しいことに挑戦するときには、本を読んだり、人から教えてもらったりし、最後は自分で試行錯誤のすえフレームワークを完成させます。
一度、フレームワークが出来上がれば、あとはそれを応用すれば、いろいろな展開が出来るようになります。
しかし、ここにも落とし穴があります。
手っ取り早く商売をするために、繁盛店のノウハウを買ったとします。同じ業種、同じ商品であればある程度成功するかもしれませんが、大きく立地が異なる所や類似の商品に手を出すと、失敗する可能性が高くなります。
フレームワークはノウハウや経験則の塊なのですが、手っ取り早く結果を出すために小手先のテクニックだけを多用して、背景にある考え方を理解していない可能性が高いためです。アフリエイトサイトの構築のテクニックなどは、その最たるものかもしれません。
フレームワークのもとになる考え方は、先人が考えたものですが、これを自分のものにするには、きちんと自分の頭で考え、腑に落とし、応用力を身につける必要があります。
ビジネス書の中には、テクニックだけに言及している本も多いため、複数の書籍を読み比べてみるとその違いも理解できるかと思います。
]]>大阪入りの際には、台風15号の影響で、大阪にたどりつけず途中下車となりましたが、これもいい経験だとおもいます(ニュース等で見たことはありましたが、自分自身が経験することはあまりないので)。
第1部と第2部という構成でしたが、時間的にも情報量的にも2本立ては厳しいですね。情報量も多く、消化しきれていない方も結構いたのではないかと思っています。和尚自身も、熱い人なので気持ちが入ってくるとあれこれと話しをしてしまいます。なかなか予定通りの時間で進行できず、結果時間がオーバーしてしまいました。これは運営側としての反省材料です。
トランスエッジは、ソフトウェアの開発をメインにすえていますので、セミナーの開催にはあまり積極的ではありません。ですから、これが最初で最後になる可能性も否定はできません。
しかし、セミナー、懇親会をふくめて多くの方にお会いできたことは、ありがたく感じています。
最後に、セミナー参加者の皆さん、当日はご来場いただきありがとうございました。
]]> メダカを飼い始めて2年目になりますが、だいぶ死にました。その都度、補充をくりかえしたのですが、今年はいままで失敗してきた繁殖に成功。水換えをしようとして下水に流してしまったり、孵化したのに気づかずに親にくわれてしまったり。
他所様では簡単に繁殖しているようですが、部屋のなかでひとつの水槽+タッパーで育てるやり方の限界というところでしょう。
この趣味が仕事になることは、まずないな。そう思う吉田でした。
]]>毎日のように問い合わせや、変更手続き、キャンセル処理などがあり、細かい調整を付ける作業がやまほどあるのです。また、印刷物の作成や業者への発注などの作業も山積みで、かなり神経が疲れてきました。
あと、不思議に思うのは銀行振込のさいに、振込人名義を間違える人がいること。これはシンプルぱっとのライセンス処理でも間違いがありましたが、銀行振込で売上を処理する場合は、振込人名義と申込人名義を一致させないと、お金が振り込まれたことがわからないのです。
通販とかで商品を買って、銀行振込で代金を支払う場合は、皆さん気をつけてください。
]]>いい機会なので、競馬とFXの違いを比較してみたいと思います。
]]> (1) 期待値の違いFXは上がるか下がるかなので、期待値は1/2です。それに対して、競馬はフルゲートで18頭なので、単勝で1/18、枠連で1/36、馬連で1/152です。
ゲームとしてみた場合、FXのほうが簡単にみえます。
競馬の控除率は25%です。100円の馬券を買ったらその瞬間に価値が75円にさがります。あたっても目減りさせられた配当しか来ないので、トリガミという現象が発生します。
FXの控除率に相当するのは、手数料とスプレッドです。また、スリップページなどもこれにふくめて良いかと思います。ただし、FXの場合はスキャルピング、デイトレード、スイングトレードなど選択した戦法によって、控除率が大きく変わります。1回で5pipsをぬくスキャルピングの場合、スプレッドが2.0pipsなら控除率は40%にもなり、競馬を超えます。
FXは通貨の交換をして、為替差益で利益を得るゲームです。ドル円が100円の時に買って、110円になったときに売ると、利益は10円です。これは1通貨しか買わない場合の話です。
このルールで大きく儲けるために、レバレッジがあります。詳しい話はいろいろと面倒なので、仮に100倍のレバレッジで取引したとします。その場合、100円で買って110円で売ったばあい、レバレッジ100倍であれば、1通貨あたりの利益は、10円×100=1000円になります。
しかし、ほとんどのFX業者は1通貨だけの取引を認めておらず、最低1000通貨の取引を行うことになります。ドル円の1000通貨は、1000ドルになります。およそ8万円です。
では、1000通貨の取引を行うには、8万円が必要かといえば、そうではありません。レバレッジがかかっていますので、100倍のレバレッジの場合は、10ドル=800円あれば取引に参加できることになります。これは、賭け金として支払うのではなく、証拠金という形で業者に預けて信用を買う形になります。
競馬の最低賭け金は100円です。100円あれば競馬というゲームに参加できることになります。
競馬は締切があります。締切時間のあとに馬券を購入することはできません。そしてレース後、成績が確定したあとに損益が確定します。
競馬の場合、賭け金以上の損はでません。いくら儲かったかは、JRAが決めます。損益確定について参加者の意思がはたらくのは、そのレースにいくら賭けるかというところだけです。
FXの場合は、利益確定も損失確定も参加者自身が決めます。たとえば、1ドル=120円の時に買って、現在のレートが1ドル=77円だとします。この時点で64%まで価値が下落しているため、ものすごい損失が発生しています。しかし、証拠金が続く限り、損が確定することはありません。これが含み損の塩漬け状態です。
逆に1ドル120円の時に売って、現在のレートが77円だった場合は、かなりの利益が出ていますが、参加者が利益確定をするまでは、実際にお金になりません(含み益)。
(1)の期待値的に考えれば、圧倒的に競馬のほうが複雑です。しかし、市場参加者の95%が5年以内に退場させられるという事実から見ると、FXのほうが難しくなります。
この違いがどこにあるかわかりますか?
それは、(4)の利確の違いにあります。競馬で損失をコントロールするのは簡単です。1レースに賭ける金額を管理すれば、全部負けても賭け金以上の損失は出ません。
しかし、FXは損失も利益も自分で決めなければならず、損失を限定するのがきわめて困難なのです。
はじめてFXはした人は、利益確定が自分の意志で決められると知ってものすごい興奮を覚えます。15分で10万円以上の利益を出すことも簡単にでき、
「FXって簡単じゃん! 俺ってイケてるかも」
とうぬぼれるのです。利確も自分の意志で決めますが、損失も自分の意志で決めなければなりません。
損失を自分の意志で決める
これがどれほど難しいことか! 将棋や囲碁のプロの対局では、どちらかが「負けました」と宣言して決着をつけます。このときの心理は、内蔵をえぐられるような苦しみだと表現している人もいます。
それほど、自分から負けを認める行為は難しいのです。
FXが1/2のゲームであるのに、95%の人間が負け組で、5年以内に退場させられる事実が、自ら負けを認めることの難しさをもの語っています。
もうひとつ罠があります。それはFXは簡単に勝つことができるため、競馬では難しい高額配当をしとめた時の成功体験が、初心者の段階で刷りこまれてしまうということです。
FXではメンタルが大事と言われていますが、この成功体験をわすれて損失を認めることがメンタルの本質です。ルールを守ることが、メンタルの本質じゃありません。
というより、ルールを守らせれば勝てるのであれば、機械にやらせればいいだけです。
競馬にもじつはメンタルの問題はあります。しかし、刷りこまれるほどの成功体験を味わえるのはごく一部の上級者にとどまるため、クローズアップされないだけなのです。たとえば、3連単で500万や1000万の馬券をしとめると、FXとおなじメンタルの問題が出現します。高額配当がでる三連単が魔物といわれているのはここです。
そろそろ結論を書きます。FXは
「成功体験をわすれて、損を認められない」
これが競馬よりFXを難しくしているものの正体です。FXに興味のある競馬ファンは、このことを肝に銘じてください。最後に、それを紹介した動画で締めます。
]]>
そのほかに、FXの自動トレードシステムの発注システムの修正があります。これは、いままで対応させていたブローカーとは別のブローカーを追加する必要があり、修正作業中です。あたらしく覚えることもあるので、ちょっと大変です。
競馬の方は、シンドローム2の改修作業がはいっています。秋口まで続く予定です。
その他、いろいろな案件がありますが、体はひとつしかないので、順次こなしている最中です。体にもガタがきているので、ちょっとしんどくなってきました。
当面忙しい日々が続きますので、ご報告として記事をアップします。
]]>吉田は、セミナー主催者として裏方を支えます。なにかと裏方にまわることが多い吉田のたち位置について、あらためて考えてみたいと思います。
]]> ■ひさびさのイベント運営自身が開催するセミナーは今回がはじめてですが、イベント運営ははじめてではありません。学生時代にゲームの大会を何度か主催し、角川書店が主催のゲーム大会の運営責任者もやったことがあります。
準備期間、作業量に対する人員の不足などの問題はありますが、特に大きな不安は感じていません。実際、運営面での大変さでいえば学生時代のゲーム大会のほうが厳しかったです。
ただし、今回は一般コースで5万円はいただくセミナーですし、ひとりでも多くの人に満足してもらいたいとの思いがあり、責任の重大さは痛感しています。
しかし、今回に限ったことではありませんが、吉田は自分自身が矢面に立つより、裏方で支えることのほうが多いのです。それはなぜか?
当然のことながら、人には向き不向きがあります。吉田はセミナー講師や司会者のように、人まえで話をすることは得意ではありません。とくに、師匠である為替和尚は講師としてもプロでして、こんなにしゃべりを得意としている人の前で、講師なんてできません(笑)。
しかし、吉田は実務が得意です。経理もできますし、システム構築もでき、ウェブサイトの構築もできて、プログラムも書ける。また、FXと競馬のロジックの構築もできるし、文章も書けてマーケティングもできる。師匠は「すごいなぁ、吉田っち」といってくれますが、かなり器用貧乏な感じです(笑)。
器用貧乏なりにつきつめた結果、裏方としてビジネスを支える土台ができたと思っています。自分なりに一番得意としているのは、なにかをシステム化することです。いいかえると仕組みづくりです。今回のセミナー運営もシステム構築のスキルです。
ひとが組織を作る理由は、個人では超えられない壁をのりこえるためです。吉田は小さいながらも2つの会社の代表取締役です。そして、異常オッズ分析ソフト「シンドローム」の代表者であり、(株)トランスエッジの代表取締役でもあります。
シンドロームの運営母体である(株)ナクティブは、ひとり会社ですが、外部に協力スタッフをそろえています。(株)トランスエッジは吉田と師匠である為替和尚2人だけの会社です。
どちらも共通していることは、少人数ながらチームが成立していることです。おたがいに得手不得手がことなり、前にたつフォワードと、後ろでささえるバックアップの関係ができています。
チームというのは仲良しクラブではなく、性格的にそりが合わなくても、同じ目的を共有するあつまりのことです(実際に仲が悪いわけじゃないですよ)。しかし、サッカーや野球などスポートを見てもわかるように、全員がおなじポジションではチームが成立しません。
チームは異なる能力をもった人があつまってはじめて機能します。そして、吉田自身はそちらの組織でもバックアップなのです。
まだ、自分が目指すべき経営者像というものは見えていませんが、まわりの仲間からおおいに学び、成長していきたいと思っています。立場的にはバックアップではなく、フォワードに立たなければならない局面もありますので。
]]>このような状態の人が心がけることは何でしょうか? 個人的な経験にもとづき心がまえを書いてみたいと思います。
]]> ■つねに一定のペース配分を心がける一番大事なことです。プロジェクトをかけ持ちする人は陸上競技で言えば、マラソンに参加しているのと同じです。ゴールは地平線のはるか先にあり、ひとつのプロジェクトの終了はゴールではなく、給水地点にすぎません。
マラソンランナーは給水地点のたびにスパートなどはかけないでしょう。しかし、仕事の場合はそのことをつい忘れて、スパートをかけてしまうものです。プロジェクトの終了はゴールではないので、また目の前に新しいプロジェクトが出現します。
吉田の例で言うと、待機プロジェクトをふくめて一度もゼロになったことがありません。本の出筆が終わった。次はプロジェクトAだ! プロジェクトAが終わる前にプロジェクトCが入ってきた。プロジェクトは数珠つなぎに現れます。
平のサラリーマンの場合は、上司が仕事を割り振らなければ、ひとつのプロジェクトの終了で一息つくチャンスがありますが、個人事業主やリーダーの立場にある人は、次から次へと話が持ち上がります。
だから、どれほどプロジェクトが立てこんでも、ペースを乱さず、仕事のサイクルを維持するようにしなければなりません。
P.F.ドラッカーがいうように現代の知識労働者の最大の問題は、時間が足りないことです。どれだけ時間をやりくりし、タスクを管理しても実行すべきタスクの量に対して時間はいつも足りません。
こういう場合は物事の優先順位を決めればいいと考えられますが、優先順位はなかなか決められないものです。タスクの処理基準は、「緊急度」と「重要度」で決まります。優先順位だけで決めてしまうと、緊急度の高いものがついつい高い優先順位になります。緊急度だけで優先順位を決める弊害は、「重要だけど緊急じゃない」ことがおろそかになることです。
だから一番いいのは、劣等順位をつけることです。劣等順位をつけることで、今やらなくてもいいことを後回しにできます。GTDでいえば、「いつかやる」リストに相当します。
「いつかやる」リストほど後回しにしなくてもよいですが、一時的にやらなければならないことから外せれば目の前のことに集中できるようになり、「重要だけど緊急じゃないこと」にもしっかりと目がいきます。
タスク管理の肝は、まずすべてのタスクを紙などに書きだして、タスクの総量を把握することですが、実行段階においては劣等順位をつけて、今やるべきでないことを明確にすることです。
また、くり返しになりますが、常に一定のペースを心がけ、決して無理をしないことです。無理は一時的にはよくても、さまざまなツケを払わされることになります。
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