DIYしよう! VBA用語辞典

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■VBA用語辞典

作成日時:2001年08月10日
更新日時:2002年12月23日

プログラム
特定の仕事や処理をさせること。あらかじめ決められた書式にのっとって記述されたソースコードを、実行できる形式にしたソフトウェアをさすことが多い。

プログラミング言語
プログラムを記述する為の専用の言語。コンピュータ言語のこと。アセンブリやC言語、Pascal、 Basic、Javaなど様々な言語がある。それぞれ特徴がある。

ソースコード
プログラムを記述した文章を指す。そのプログラムの設計図に当り、ある意味でソフトウェアそのものといえる。ここに記述されたコードを元に、実際に実行できる形式に変換するのでソース(元)コードと呼ばれる。単にコードと呼ぶ事もある。

コンパイル
ソースコードを実行形式に変換する作業をコンパイルという。VBやCなどで作成したプログラムを他人に使用してもらう際には、絶対必要な作業。ソースコードをコンパイルするソフトウェアのことを、コンパイラーという。

マクロ
特定のアプリケーション上の、反復的な処理などを自動的に処理させる為の特殊なプログラミング言語の一種。単に記号を並べるだけのものから、VBAのように本格的なプログラミング言語まで様々。共通しているのは、そのアプリケーションがないと動作しない事。

スクリプト
簡易プログラミング言語の一種。主にホームページ上で日付を表示したり、迷惑なスクロールする文字列を表示するのに利用される。Java ScriptとVBScriptがある。IEなどのブラウザ上で実行される事が多い。他にも利用されているケースはあるが、上記のような認識で構わない。

バグ
ソフトウェアの欠陥の事。大抵はソースコード作成段階での記述上のミスの事を指す。深刻なのは設計段階で紛れ込んだもの。例えばOutlook Expressはメール上でVBSなどを自由に実行できる為、これを悪用したウィルスが大発生した。ほとんどのソフトにはバグが潜んでいるが、特にMicrosoftの製品にはバグが多い(笑)。虫(Bug)ということもある。

デバッグ
ソフトウェアのソースコードに潜むミスや欠陥(バグ)を取り除く作業の事。Bug(虫)を取り除く作業なので、俗に虫取りとも言う。

プロジェクト
複数のソースコードやフォームをひとまとめに管理したもの。最近のアプリケーションは多機能、大規模化に伴い複数のソースコードで構成される事が多く、1つのアプリケーションを構成する全ての要素(アイコンなども含む)をひとまとめに管理する必要がある。

フォーム
Windowsユーザーインターフェースを構成する重要な要素。例えば、エクスプローラでフォルダを開いたとき、メモ帳でテキストを開いたとき、Excelで文章を開いたとき。この時すでにフォームを開いていると言える。フォームとはウィンドウやダイアログボックスなど、ユーザーが見たり操作したりする為のウィンドウのことを指す。ウィンドウと一言で言わないのは、ダイアログボックスやツールボックスなどが含まれている為。ボタン等を配置する為のウィンドウの総称。

オブジェクト
VBではボタンやドロップダウンリストなどのインターフェースを構成する部品や、ワークシートなどプログラミングで使用する部品1つ1つのことをオブジェクトと呼ぶ。オブジェクトはある種の機能、特性を持った物体の意味で、一度作った部品を後で使いまわしたり、プログラムの記述を簡単にする為にカプセル化された物を指す。オブジェクトを利用すれば、カプセルを組み合わせるだけでプログラムが出来るのでより速く、効率的なプログラムが書ける。ちなみにオブジェクトを利用したプログラミング技法のことを「オブジェクト指向」と呼ぶ。

クラス
特定の処理内容をオブジェクトのルールに乗っ取りカプセル化したもののことを指す。無形のプログラム処理に特化したオブジェクトの一種で、あとで利用しやすいように汎用の処理をブラックボックス化したもの。

変数
データや文字列を入れるための箱の様なもの。プログラム中では、主に変数に数字などを入れて、計算をさせたりデータを保存したりする。実際にはVBなどの処理系がメモリ上に格納領域を確保するが、利用者はメモリを意識せずとも容易に扱える。また、変数には型があり、同じ数字を入れる変数でも、整数を入れるIntegerやLong、浮動小数点を扱うSingleやDoubleなどがあります。

コメント
プログラム中に挿入する注釈のこと。処理系によってコメントの書き方は異なるが、あとでソースコードを見たときに、処理内容を分かりやすくするために書くことは同じ。コメントには日本語や英語など人間の言葉で記述できる。また、プログラム中ではコメントは無視されるので、実行に支障はない。

制御構文
通常プログラムは上から下に向かって実行される。ただ、処理内容によっては同じ処理を繰り返したり、ある条件が満たされた時にだけ実行してほしい分岐を設けたいと思うことがある。繰り返し処理や、分岐などプログラムの流れを変える命令文のことを制御構文と呼ぶ。

無限ループ
やっては行けない制御構文の書きかた。Do Whileなどをつかってループを構成した時に、条件式が永遠に満たされず、繰り返しループから抜けられない状態を指す。この状態になると、プログラムからの応答はなくなり、Windowsでいう「アプリケーションから応答がありません」という状態になる。一番簡単な無限ループの作り方は、 Do While(1) 〜 Loop

アルゴリズム
実現しようとしている課題に対し、どの様な手段でプログラミングをするかという事を決めること。初めにアルゴリズムを考えてからプログラミングをしないと、効率が悪い上、バグも取りきれません。ある意味最も重要なファクタです。

フローチャート
プログラムの動きの流れを特殊な図記号を用いて表現する技法。アルゴリズムを明確にし、プログラムの流れや構造を明らかにするために利用される。処理の流れを表記していることから、流れ図とも呼ばれる
 
 

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