第2回開催に引き続き連続開催。ポイントは痛み出してきた芝のコンディション

■第1週：→[開催レポートを見る]
[芝コース]
・連続開催2回目ともなると、さすがに芝のコンディションにも影響が出てきている。
・この週の馬場は水準よりも時計が掛かる馬場状態で有り、使いこまれた影響もあり日曜日は土曜よりもさらに時計が掛かる
・連対脚質は、先週まではどちらかというと、前残り傾向が強く出ていたが、今週は外差しの傾向-特に差し馬の活躍が目に付いた
[ダートコース]
・先週までの傾向は、水準よりも若干時計の出やすい馬場だったが、土曜日は1秒近く時計の掛かる馬場から、日曜日は水準級の馬場へ推移している。
・これは陽炎が立つくらいの気温上昇による影響とも見れるが、レース数も少なくレベルの低いレースが多かった影響もある。
・傾向的には逃げ先行馬有利な馬場が相変わらず続いている

■第2週：→[開催レポートを見る]
[芝コース]
・芝は時計が掛かっている。だが、グラフからも分かるように、水準よりも1秒遅い程度のまま安定している。
・連対脚質の傾向も一概に前残りといい切りずらいが、追いこみがほとんど決まっていないため、前残りと判断できる。
・今週の台風の影響は少なからず残るはずで、恐らく前残り傾向に拍車が掛かるのではないか。
[ダートコース]
・ダートは水準よりも若干時計の出易い傾向。
・連対脚質も相変わらず前残り傾向が続き、顕著な特徴が見られない。
・台風の影響だが、気にしなくてもいいだろう。と言うのも前残り傾向は変わらないと思われるから。

■第3週：→[開催レポートを見る]
[芝コース]
・中間に大型の台風11号が上陸して色々被害をだしたが、馬場への影響は少なかった模様。先週と変わらず時計の掛かる方向で平行線。
・土曜日は10,11Rの時に雨が降っているが、その時点で芝のレースは終了していたので影響はない。
・馬場の傾向としては逃げ馬の連対が目立っていたが、直線一気の追いこみも決まり両極端な傾向。日曜日は比較的前で競馬をした馬ばかりが占めていた。
[ダートコース]
・土曜日は10､11Rの雨の影響でぬかるんだ馬場になり、多少時計が掛かっていた模様。だが、日曜には回復。
・ぬかるんだ馬場のせいか、土曜日の連対傾向はきれいに分け合う形。
・日曜日は馬場も回復し、時計は水準よりも早い状態に戻る。連対傾向も先行馬中心に戻る。

■第4週：→[開催レポートを見る]
[芝コース]
・馬場差はほぼ同水準で推移している。馬場が荒れて時計が掛かるのは先週と変わらない。
・連対脚質傾向において、日曜日に逃げ馬の連対が特に目立っていた。特にペースが遅かったわけでもなので、馬場自体がそのような傾向だったと判断できる。
[ダートコース]
・ダートはこれまで水準よりも早い時計の出る高速傾向だったが、ここへ来て突然時計の掛かる馬場に一転。
・スローのレースが多くて時計が掛かっていたわけでもなく、平均や超ハイペースのレースも合わせての結果であり、この週の馬場傾向はこれまでとがらりと変わっていることに注意。
・馬場差がどの様に推移しても、ほとんど連対脚質が変わらないのが今回の小倉の特徴

馬場指数はマイナスになるほど早い時計が出ると言う意味です。
また、指数が１変わると時計にして0.1秒変わります。