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新生「新潟競馬場」タイム分析 2001年版 |
■芝コースタイム分析
コース | クラス | 集計レース数 | 平均1着タイム | 1〜5着馬平均タイム | 水準比較 | 平均前3F通過 | 平均後3F上がり |
芝1000 | 未勝利 | 1 | 56.7 | 56.8 | -1.0 | 34.0 | 34.2 |
芝1000 | 500万 | 1 | 55.0 | 55.3 | -1.7 | 33.1 | 32.9 |
芝1000 | 900万 | 1 | 54.2 | 54.4 | 32.5 | 32.2 | |
芝1200 | 新馬 | 1 | 69.1 | 70.1 | -1.4 | 34.1 | 35.0 |
芝1400 | 新馬 | 1 | 83.3 | 83.8 | -0.8 | 35.0 | 36.3 |
芝1400 | OPEN | 1 | 79.4 | 79.6 | -0.7 | 34.2 | 33.9 |
芝1600 | 未勝利 | 1 | 93.7 | 93.9 | -2.0 | 35.1 | 34.8 |
芝1600 | 500万 | 1 | 93.2 | 93.3 | -1.5 | 34.6 | 35.0 |
芝1800 | 未勝利 | 1 | 106.0 | 106.5 | -2.9 | 35.0 | 34.4 |
芝1800 | 500万 | 1 | 105.9 | 106.3 | -2.3 | 35.7 | 33.8 |
芝1800 | 900万 | 1 | 105.7 | 105.9 | -2.8 | 35.1 | 33.5 |
芝2000 | 500万 | 1 | 118.3 | 118.7 | -3.4 | 34.9 | 36.0 |
芝2000 | 未勝利 | 1 | 116.4 | 116.9 | -6.1 | 34.7 | 35.3 |
芝2200 | 未勝利 | 1 | 133.6 | 134.0 | -2.1 | 34.5 | 35.7 |
■ダートコースタイム分析
コース | クラス | 集計レース数 | 平均1着タイム | 1〜5着馬平均タイム | 水準比較 | 平均前3F通過 | 平均後3F上がり |
ダ1200 | 未勝利 | 2 | 73.5 | 73.9 | -0.4 | 34.5 | 39.0 |
ダ1200 | 新馬 | 1 | 74.6 | 75.8 | 0.3 | 35.6 | 39.0 |
ダ1200 | 500万 | 1 | 72.8 | 73.0 | -0.1 | 34.4 | 38.4 |
ダ1700 | 500万 | 1 | 108.2 | 108.5 | 0.6 | 37.3 | 38.8 |
ダ1800 | 未勝利 | 3 | 115.6 | 116.9 | - | 36.8 | 39.3 |
ダ1800 | 500万 | 1 | 114.9 | 115.1 | - | 35.8 | 40.4 |
ダート開催は第1週で9鞍組まれていましたが、基本的に改修前の基準タイムと比較してあまり大差がないように見えます。と言うのも、新しい新潟競馬場はこれまでのコースとあまり変更が無い内周りと、直線1000mを含む外回りコースができましたが、ダートコースは従来のコース形状に近い内回りを使用していためだと思われます。
砂質も従来と変わらず、1999年の馬場差と比較して、若干時計が掛かっている印象です。これは正確な基準タイムが設定されておらず、ダート戦のレベル選定が正確に判断できていませんが、出走馬のレベルから判断すると従来とあまり傾向が変わらないとみていいでしょう。
脚質は1週目を見るとどれが有利とは言えませんが、基本的には逃げ先行馬が有利。ただし、あまり時計が早くないので、展開いかんでは差し馬が届きます。また、上がりタイムが掛かっているのも1つの特徴でしょう。
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芝コースは話題の直線1000mを含み、14鞍が組まれました。芝は改修以前の時計と比較すると2秒くらい早くなっています。開幕週という事もあり、芝コンディションはかなり良好だという事を考慮すると、馬場差の影響の少ない14〜1600mの時計で、0.7〜2.0秒も早い高速。クラスも低級条件ばかりだと考えるとこれは掛け値無しに早くなっています。本来馬場改修工事をすると、路盤が踏み固められるまでは時計が掛かる傾向が有るのですが、新潟競馬場はコースレイアウトそのものに変更が有るせいだと思います。
14、1600mはいずれも外回りで、コーナーが大回りになった分失速しにくくなったと言えるかもしれません。
1800m以上の中距離は良好な芝コンディションの影響を多分にうけ、いずれも以前より2秒以上時計を縮める超高速馬場。2000と2200mは内回りコースですが、時計は早いですね。まだ基準タイム作成前で単純な時計比較はできませんが、芝コースは改修前に比べ1〜2秒くらいは時計が短縮できるコースになったと思います。
脚質傾向は内周りと外回りではっきりと明暗が分かれます。内回りを使う1200、2000、2200mなどでは圧倒的に逃げ先行馬が上位。外回りのレースでは追い込み馬の活躍が目に付きました。内回りコースの直線は358.7mですが、外回りは658.6mと東京競馬場を150mも抜く日本一の長さを誇る直線です。すると馬場の恩恵が有ってもじっくりと追いこまれる逃げ先行馬はきつい様です。
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直線1000mのレースは新潟競馬場の新しい顔です。直線だけのコースと言う事もあり、展開要らずの力勝負がくり広げられると思われていました。第1週の3鞍を見る限りでは多少展開的な要因も残っている様です。さすがに短距離戦で前が止まらない流れと言う事もあり、残り400m(6Fの標識通過地点)で先頭集団にとりついていないと、まったく勝負になりません。
だから高い先行力も要求されます。スピード指数の高い馬、かつテンの3Fのラップの高い馬を中心に考えるのが前提ですが、騎手自身もコースになれていないこともあり単純に指数の高い馬を買っていても勝てません。他のコースよりも持ち時計が有る馬の評価を挙げた上で、極普通の予想をするのが近道だと思います。
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