なすの馬券術

なすの馬券術とは?

  「なすの馬券術」は別段特別なことをしているわけではありません。基本的には西田式スピード指数を中心にした馬券術です。そうです。各馬の走破時計をコース、クラス、馬場差を越えて比較するための著名な指数系理論です。パソコンで競馬をされてない方でも、一度は耳にしたことがあるのでは?

  競馬ソフトのほとんどが何らかの指数理論を実装している昨今、スピード指数予想なんてありふれた馬券術の1つかもしれません。そんなありふれた馬券術ならわざわざこんなところに書く必要がないのでは? と思われるかもしれません。ごもっともです。 西田式スピード指数は前走最高指数をマークし、かつ過去2〜4走に於いても最高指数をマークした馬(以後AX馬)から指数上位の馬に流すのが基本です。この指数上位馬から流すという発想が好き嫌い分かれるところだと思いますが、私の馬券術ではその様な事はありません。私の馬券術は指数以外にも様々なファクタを盛り込んで買い目を決めます。

  • 能力(スピード指数などで判断します)
  • 適性(コース、距離、馬場など様々な適性)
  • 展開(メンバー構成、コースからみた有利不利)=レース・アドバンテージ

  上記3つの要素は多かれ少なかれ、ほとんどの方が意識している要素だと思います。恐らくこれに第4番目の要素として“気配”を加えられている方が多いと思います。“気配”はパドックや返し馬、調教などから推し量ることができますが、私は一切考慮に入れてません。はっきり言ってしまえば、調教もパドックもさっぱり分からないからです(笑)。歩様や皮膚の張りといわれても全部同じに見えますし、調教も好走する時と凡走するときの差がさっぱり分かりません。一時はこれらが分かるようになるために勉強もしましたが、今は一切考慮しておりません。

  気配や体調と言うファクタは重要ですが、反面つかみ所がなく混乱を招きやすい側面があります。また直前の情報は印象度が強く、どうしてもその要素にこだわってしまいます。それでは気配だけで予想しているのといっしょ。そこで、私はそれぞれの要素を個別に考えるのではなく、3つの要素を総合的に扱うようにしています。指数系の理論を使われている方は、指数にばかり目がいってしまい、他の要素をおろそかにしがちです。新聞で予想されている方は、新聞の印とコメント(つまるところ馬の格=能力と気配)にばかり気をとられることが多いと思います。簡単に言うと1つの要素に固執してしまいがちだということです。走ってしまった後に、「この要素には気づかなかった」では遅いのです。

  だから、私は3つの要素を等価に扱うようにしています。 特に3つ目のファクタには独自の工夫をしています。従来までの展開予想と異なり、単に位置取りを予想するのではなく、メンバの脚質比率や馬場、コース特性などからレースの流れや条件が有利に働く馬を見つけます。これを「レース・アドバンテージ」と呼んでおります。 世の中には数多くの馬券術が存在しますが、どの理論を使うかは個人の自由です。私が言いたいのは、闇雲に1つの要素に飛びつかず、きちんとレースの“テーマ”をつかみ、その上で最もふさわしい馬を選んでくださいということです。

■注意 Warning!!

  • ナスの馬券術に書かれている馬券術を利用し、馬券をはずし経済的、精神的損害を被っても当方には一切責任はありません。馬券は個人の責任において、購入してください。
  • ナスの馬券術は復習(失笑馬券劇場)と合わせるとより効果的です。
  • この馬券術はまだまだ開発中のため、予告なくここの内容を書きかえることがあります

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