自分自身をコントロールするコツ

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コントロールは重要です。しかし、昔から言われているように他人をコントロールすることはできません。たいてい、コントロールは自分自身に対して使われます。
たとえば、たばこをやめたい。酒の量を減らしたい。浪費癖をなおしたい。すぐに怒ったり、イライラするのをやめたいなどなど。人によりコントロールしたい内容が異なりますが、長い間悩みつづけて、ひとつの答えを見つけました。

自分自身をコントロールする秘訣はなんでしょうか?

やりすぎは失敗のもと

たばこやお酒などの嗜好品の量、浪費癖など金銭にかかわること、感情にかかわること。どれをコントロールしたいかは人によりますが、なにかのきっかけでこれらを控えたいと考えてコントロールしようとします。

意気込みが強ければ強いほど、過剰なノルマを自分に課し、最後はガマンできずに反動で浪費や、酒やたばこの量が倍以上に増えていることがあります。

何かに似てませんか? そうです。ダイエットの構造とよく似てます。やせたいと思うあまり、過激なダイエット方法や、目標を立ててやせたはいいものの、リバウンド。ダイエットを経験した人ならこんな経験があると思います。

なにかをコントロールすることも、これとおなじです。

実現可能な目標を決める

例えば、酒の量を減らしたい、無駄遣いのくせをなおしたいと考えた場合、いきなり最終目標を掲げるのは無謀すぎます。最終目標は理想であり、最初の目標にするにはハードルが高すぎます。
まずは、実現可能な目標設定をする必要があります。

例えば、週に3回飲みに行っていたとします。まずは、曜日を決めて週2回に減らしてみます。最終目標が月に1回だとしても、いきなり月1回まで制限してしまうと、よほど意志の強い人以外は、途中で挫折してしまいます。

さらに悪いことに、こういう目標を達成できない自分を責めるのです。これで落ち込んだりイライラしたりして、余計に酒の量が増えては本末転倒です。

コストと考える

  あなたがコントロールしたいと思っているものは、嗜好品であったり、金銭(趣味などで使う)であったり、感情であったりします。嗜好品や金銭は、はりのある生活を送るために必要なものです。まったく、これらを使わないのであれば、なんのために生きているかが分からなくなります。

つまり、嗜好品や趣味にかけるお金は、はりのある生活、仕事をする上でのコストと考えるべきです
こう考えれば、嗜好品や趣味にかけるお金に罪悪感を感じなくなりますし、収支バランスの中でコストダウンが必要だと感じれば、徐々に減らしていくことも可能になります。

一方で感情のコントロールは難しいものです。しかし、どのような状況でも怒らない、イライラしないというのは、悟りでも開かないことには無理でしょう。感情の場合、すぐにかっとなって怒鳴りつけるなどアウトプットに持って行かず、一呼吸おくように心がけるべきですね。これ自体も難しいことですが、インプットとアウトプットが直結している感情は、回りにとっても自分にとっても害でしかありません。

しかし、聖人君子ではないので、いきなりすべてを押さえ込むのも無理な話です。これも実現可能な目標を定めて、ひとつずつ対処していくしかないと思います。

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