モバイル放送

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 TV付き携帯電話の登場や、10/20からはじまるモバイル放送により、いつでもどこでも(ユビキタス)映像コンテンツにアクセスできる時代がきている。
 吉田は地上波TVは食傷気味であるため、すぐに利用したいとは思わないが、スポーツ中継などでその効果を発揮できると考えている。たとえば、オリンピックやサッカーワールドカップのようなスポーツイベント、競馬や競艇などの中継がある。
 本サイトの読者は競馬中継に興味が行くと思われる。音声のみのラジオから、映像をふくむTVに移行するのは大きな変化。しかし、有料の放送だし、場内にはTV中継も流れているのでウィンズや競馬場でのお供はラジオに取って代わることはないだろう。

モバHO!
http://www.mobaho.com/index.html

モバHO!スポーツ(競馬)
http://www.mobaho.com/genre/sports/index.html

 モバイル放送は町中などで受信すると目立つため、あまり積極的に利用しようと思う人は少ないと思われる。また、HDDレコーダが徐々に普及の兆しを見せている以上、リアルタイムで見る必然性は薄くなる。リアルタイム性が要求されるコンテンツは、スポーツイベントやニュース、天気予報である。ニュースや天気予報はわざわざ映像コンテンツで確認する必要はなく、ネットに接続できる携帯電話で事足りる。するとやはりスポーツしかニーズがないのではないか?

 外出先で入手できるとありがたい情報は何か? 終電情報、付近の飲食店情報、天気予報、株価、競馬の結果(あるいはオッズ)などが考えられる。しかし、これらはオンデマンドで必要な情報を検索するネットの方に軍配があり、決まった番組を放送するTVの出番はない。

 こう書いてしまうと、先がないように思われるが、別の観点から考えると大きなメリットがある。モバイルでの利用ではなく、ポータブルとして考えることである。家でグリーンチャンネルなどのCS放送が見られるならばそれに越したことがないが、出張などで家を空けている間にグリーンチャンネルを見たい人、自宅と職場(事務所)で共有したい人、理由があってCSが導入できない人。これらの人には大きなメリットをもたらすだろう。
 また、CF型チューナーもあるため、AVパソコンをTV代わりにしている人にとってもメリットはある。

 モバイルでの利用を促進するのであれば、電池の問題(燃料電池)と外で見る必然性の問題を解決しなければならない。

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