データのバックアップどうしてますか?

Posted on :| コメント (0) | トラックバック (0)

 パソコンで作業をするものにとって、データの紛失(HDDのトラブル)ほど怖いものはない。最近のHDDは大容量・高速化が進む一方、発熱が大きく寿命が短くなっている。また、HDDの突然死以外にも、NTFSを使っているWindows2000/XPは、ファイルシステムの不具合により突然読み込めなくなることもある。この場合は、HDDの物理的損傷ではないので、OSを入れ替えれば復旧する。
 吉田の場合、HDD内のデータは財産であるため、バックアップ体制には特に気を遣っている。

 
 吉田がバックアップを気にするようになったのは、8年くらい前にPC-98を使っていたときのことである。このときはFDが一般的であり、いまのようにHDD内蔵型は珍しかった。ただ、データ容量が肥大化する傾向にあったので、SCSIの外付けHDDを利用していた。200MBのHDDでは容量が不足してきたので、1GBの内蔵HDDを購入し、リムーバルケースに入れて運用していた。しかし、これが不安定。ちょくちょくデータが飛んだ。

 話を元に戻そう。現在のバックアップ体制についてだが、NTFSの不具合については手の打ちようがないため、HDDの物理的な損傷からデータを守る手を高じている。データの保護間隔は、瞬時、週間バックアップ、月刊バックアップの3種類に分けられる。

(1)瞬時データの保護

 EscaradeのハードウェアRAIDカードを導入し、ミラーリングによるバックアップを行っている。日々行っている作業データを保護することが前提なので、お金をかけている。HDD×2+RAIDカードで5万円以上お金をかけた。現在のところ、幸いにして不具合には見舞われていないので、恩恵のほどはわからない。

(2)週間バックアップ

 吉田宅ではサーバーマシンが2台稼働している。1台は完璧にファイルサーバーとして稼働しているので、ここにRealSyncというファイル同期ソフトと、Windowsのタスク機能を利用して定期的なバックアップを行っている。毎週日曜日のPM23:30になるとRealSyncが立ち上がり、ファイルをせっせとコピーさせている。

(3)月間バックアップ

 DVD+RWメディアに、重要ファイルの退避を行っている。一般的に行われているバックアップと同じ作業だと思われる。ただ、吉田は長年MOを愛用しており、どうもパケットライトは使いづらい。そこで、近々DVD-RAMを導入し、この作業を肩代わりさせたいと思う。
 定期的なバックアップはよほどまめな人でないと、長続きしない。吉田もよく忘れる。そこで、防備録代わりといっては何だが、バックアップメディアのレーベルにバックアップ日を記入することにしている。

(4)CVSサーバーの活用

 バックアップではないが、これも有効だと思われるのであげる。しかし、一般的ではないと思う。CVSはバージョン管理システムである。吉田はここに自作ソフトのソースコードを格納し、管理している。専用のLinuxサーバーを立ち上げているので、リスク分散に役立っている。

 バックアップはできるだけ自動的に、しかも簡単に行える方が良い。ライティングソフトのリカバリー機能はメディアの枚数が異常に増えるので実用的ではないので、工夫が必要。もし、PCが2台以上あるなら、お互いのPCに作業フォルダ(MyDocumentなど)を(2)の方法でコピーしておくことをおすすめする。一番安上がりだし、手間がかからない。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントフォームに記入し投稿してください





Search
最近の記事
カテゴリー
過去の記事
Comments
TrackBacks
Feed
Powered by