詐欺の手口の巧妙化

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 ニュースを見ると、毎日のように耳に入ってくるのが「振り込め詐欺の被害」。「おれおれ詐欺」からはじまったこの手法も、最近は巧妙化し、ニュースでも「振り込め詐欺」と名称が変更された。
 被害額は220億円にも上るが、その反面逮捕者の話は少ない。老人や主婦など感情面の揺さぶりがやりやすい相手をターゲットに絞った卑劣な犯罪ではあるが、連日ニュースに出ている以上、被害者の側も疑うことを覚えなければならない。

※訂正「振込み詐欺」→「振り込め詐欺」

 「振り込め詐欺」といえば、もっと前から被害者を出しているのが「架空請求」である。吉田の実家にもアダルトサイトだか、出会い系サイトだかからの督促が届き、祖母が血相を変えて連絡をしてきた。事情を説明したが納得しなかった様子だったので、はっきりと「オレオレ詐欺の被害者になるのは、ばぁさんみたいな人だ」と言った。架空請求は無視をするのが一番である。
 しかし、最近は簡易裁判所の支払い督促制度を利用した架空請求が登場した。この制度の説明は出典もとで次のように説明されている。


支払督促は、債権者の申し立てに基づいて行われる。迅速に争いを解決するために書式が整っていればそのまま認められる。2003年には全国で約53万件の申し立てがあった。債務者は、支払督促を受けた翌日から2週間以内に異議を申し立てないと、最終的に差し押さえなどの強制執行を受ける可能性がある。支払督促の手続きを経た架空請求を放置しておくと、法的に有効な請求になってしまうわけだ。

 えらいことである。詐欺が法的に根拠を持った請求に変わってしまうのである。もちろん、裁判所に異議申し立てをすれば、詐欺を行おうとしている業者は訴えを撤回するが、これまでのように放置してしまうと差し押さえなどの処分を受けることになる。
 なぜ、こんな記事を書いたかと言えば、被害件数や被害額の割に検挙率が低く、誰でも被害者になる可能性があるため、注意を喚起する意味で書いている。

 警察ももちろん努力はしているとは思うが、凶悪事件も自転車泥棒も同じ1件としてカウントされ、ノルマを課せられている現状ではあまり過度な期待はできない。それ以上に、日本の刑法は犯罪者に甘く、これだけ不況が続くと、「刑務所に入りたいから犯罪を犯した」などととんでもないことを言う輩がでてくる。刑務所の方が現在の生活よりもいい生活が送れるからと言うのが動機らしいが、普通に生活をしているものにとっては良い迷惑である。最近、凶悪犯罪の筆頭にあげられる中国人と朝鮮人(含む韓国)も、自国内で裁かれるより、日本で裁きを受けた方が罪も軽くなるとしつように日本国内での犯罪をくり返す。
 特に朝鮮人の場合、民団、総連などの圧力団体が存在し、マスコミもきちんと報道しないことからある意味中国人よりも危険な存在である。

 現代はどうやら自衛や自助努力が求められている時代のようなので、そのための情報は個人がBLOGやウェブサイトに残しておかなければならないと考えている。

#特に今回の架空請求については、手口が変わったことに十分注意をして欲しい。注意喚起が目的なので、統計データなどの1次資料特に提示しません。

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コメント

惜しいっ!振り込『め』詐欺なんですよ〜(´ー`)ノ

ごめんなさいっ!
しょうもない突っ込みでしたm(_ _)m


ていうか、うちは家と店に計3台電話(違う番号)あるのに
一度もこの類のかかってきた事ないなぁ・・・
貧乏だって、ばれてんのかな(´・ω・`)

投稿者 TM : 2004年12月24日 00:00

残念っ! ってやつですね(笑)。
電話帳とか、その他、名簿の関係でしょうね。
実家はともかくとして、私の現住所には一切ないです。
マンションとかの勧誘はしつこくありますけど。

どちらにせよ、犯罪なので電話がないことは良いことです。日本著作権協会を名乗る脅迫電話とかもあるみたいですね。詐欺・脅迫の手口はつぶさにチェックして、自衛あるのみです。基本は本人への確認と、令状やIDの確認でしょうね。

投稿者 吉田章太郎 : 2004年12月24日 10:54

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