PDA端末の活用法

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 吉田はPDA(携帯型情報端末)を2台所有している。1台はPalmで、SONY社製のCLIE TH-55である。こちらは主にToDo、スケジュール管理、出納帳、MP3プレイヤーとして利用している。生活に密接に結びついているので、常に持ち歩いている。
 もう1台はSHARP製のLinux ZAURUS SL-C750である。すでに2世代ほど前の機種であるが、スペック的には十分満足している(後付で、バッテリーを増設しているので、素直に760の方を購入すべきだったが)。こちらは本の原稿をどこでも書けるようにするためのもので、今のところ執筆時以外出番はない。

 CLIEの方はいいとして、ZAURUSの方はもったいない気がする。そもそもSL-C750/760は持ち手を選ぶ機体と言われており、万人受けする仕様ではないが、使い込むと味が出てくる。その味はLinuxとオープンソースに支えられているのは確かだが。吉田はキーボード付き端末として、SL-C750を選択したので、執筆が行えるだけで本来は満足ではあるが、執筆時以外ほこりをかぶっているのはもったいない。

 今は、携帯電話の性能がどんどん向上し、わざわざポケットや鞄の容量を圧迫するPDAを購入する人は少なくなってきた。ただ、携帯電話では役不足な局面があることは確かで、ノートPCを持ち運ぶほどではない局面でPDAは生き残る。

 話はそれたが、吉田がこれら携帯端末に要求するものは2点である。ひとつは開発スケジュールの管理ができないか? ということ。これまでPalm上でいろいろなソフトを試してみたが、どれも今ひとつであった。ToDoも計画的なスケジュールを立てるのには向かず、やはり防備録として使うのが適当(そもそもこれが本来の用途)。今は結局、Excelで作ったリストを紙に出力し、ガントチャートもどきを作って利用している。
 もうひとつはZAURUSの活用に繋がることだが、セルフ開発環境としての利用である。ウェブ上にはこのための情報が転がっているが、Windowsアプリケーションは当然作れないし、なによりソースコードを書くには画面が小さすぎる。唯一可能性がありそうなのは、ウェブサーバーを入れて、ウェブアプリ(PHPなどのスクリプト含む)の開発やテストをすることである。

 一時期、おこたの中で使える競馬環境を作ろうと考えていた時期があるが、開発にかかるリソースと市場のニーズを考えると踏み出せないでいる。

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