スパムの温床Yahoo

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 最近、Yahooメールを使ったスパムが急増している。ほとんどがエロメールだ。Yahooは表面上スパム業者と対決する姿勢を見せているが、本当だろうか? 1通のスパム業者のメールをYahooのスパム担当窓口に送ってみた。

●1回目

メールの本文とヘッダー情報をくまなく伝えるために、転送(Foward)でメールを送信。
その後のYahooの対応は、「業務の性質上、添付ファイルを開くことができないので、テキストに
貼りつけて送ってくれ」とのこと。面倒だが、その指示に従い送り直す。

こんにちは、Yahoo!メールカスタマーサービスです。 ご利用くださいまして、ありがとうございます。

お問い合わせをいただきまして誠に恐縮ではございますが、弊社の業務性質上、添付ファイルを開くことができないため、お問合せの際は文面にてお知らせいただきますようご協力をお願いいたします。

再度、該当メールについてヘッダー情報を含め、本文すべての内容を、メール本文にコピー&貼り付けしていただき、mail-abuse@mail.yahoo.co.jp宛にお送りいただきますようお願いします。

●2回目

こんにちは、Yahoo!メールカスタマーサービスです。ご利用くださいまして、ありがとうございます。

この度はお手数をお掛けいたしまして申し訳ございませんでした。
こちらはYahoo!メール・迷惑メール対策のお問い合わせ窓口となっておりますが、Yahoo! BBが送信元となっている迷惑メールにつきましては、Yahoo! BBが担当いたしております。ご連絡いただいたメールにつきましては、Yahoo! BBの回線を利用した迷惑行為となりますので、大変お手数をおかけいたしますが、下記の窓口から再度ご連絡いただきますよう、お願いいたします。
help@ybb-support.jp

弊社ではお客様に適切な回答を行うため、サービスごとに専門の窓口を設けております。顧客情報保護の観点からも、お客様の大切な個人情報は、窓口ごとに必要な情報のみをお預かりするため、このような方法をとらせていただいております。

民間企業にあるまじき、お役所体質の対応である。上記の返答には2点問題がある。

 (1)PCに不慣れな人は、メールのヘッダーを見ることができない
 (2)yahoo.co.jpのドメインからは、YBB!からのメールかどうかは判断が付かない。

 この段階で、Yahooはまじめにスパム対策に取り組もうとは思っていない証拠になる。そもそも2通目の適切な窓口とあるが、我々スパムを受信した立場からすれば、YBB!からこようが、Yahooから来ようが、「Yahooドメイン」からスパムが来た事実に変りはない。さすがに個人情報を垂れ流しして、500円でそれを解決したことにし、携帯電話の800MHz帯域がもらえないのでアメリカに頼んで圧力を掛けた人がトップにいる企業だけある。

 吉田の場合、スパムメールフィルタを導入しているので、ルールを追加すればスパムの遮断は簡単である。しかし今回は、Yahooの対応を見る意味で通知をしてみた。が、期待通りの答えでつまらない(笑)。

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