ADSL工事完了

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 ADSLを1.5Mbpsから47Mbpsにアップグレードした。光回線が欲しいのは山々だが、テプコとBフレにふられたので仕方がない。小世帯高層マンションのデメリットとして記憶しておくことにする。
 3/28の午前中に工事が完了し、早速速度計測サイトでパフォーマンスをチェックしてみた。

伝送損失:28dB
下り:4.7Mbps
上り:610kbps

……。

 がっかりな結果である。NTTの理論値からすれば、もう少し速度が出ても良いと思うのだが。
 サーバーを立てているので、下りはともかく、上りはもう少し速度が欲しい。ということで、ノイズ対策等を検討してみることにした。ADSLはご存じのようにノイズに弱く、ちょっとしたことでがくんと速度が低下する。なるべく、ノイズを拾わないように気をつけてはいるものの、1.5Mbpsに比べればよりシビアな環境が要求されるわけで、これまでよりも踏み込んだ対策が必要となるだろう。

 考えられるノイズ対策としては次のようなものがある。

  • ADSLモデムのアース接続
  • モジュラケーブルのシールド処理
  • 電源等ノイズの乗りやすいケーブルと通信線の分離

 フェライトコアによる対策は思ったよりも効果が低い。というのもノイズに対する対策には、EMIとEMSがあり、自分から発生するノイズを抑えるのと、外からの影響を抑えるものに分かれる。
 電源ケーブルなどにかませるフェライトコアは、EMI対策であり、電源ライン自身のノイズを抑えるのに使われる。通信線に対するノイズ対策は、網目のシールド処理をするぐらいしかない。
 ADSLモデムのアース処理も実は重要である。アースは漏電対策でつけられていることがほとんどだが、電源等に乗るノイズを逃がすのにも使われている。これは洗濯機のようなノイズ源とは別のアースに接続するのが望ましい。
 
 ひとまず、モジュラーにシールドをするため製品を導入し、対策の効果を見てみたい。

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