Delphiを勉強中

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 とあるソフト開発プロジェクトでBorland社のDelohiを利用することになった。吉田はこれまでにC言語、Visual Basic、Visual C++(ただしWin32SDKとして)、アセンブリ言語を開発に使ってきた。Delphiがこれが初めてである。
 すでに斜陽ぎみの開発言語であるが、ことWindowsプラットフォームを対称にしたアプリケーションの中には、Delphiが使われているものも少なくない。競馬系ソフトではBetMasterやTargetがDelphiによって開発されたものである。商用ではおそらくスーパーパドックもDelphiではないだろうか?

 DelphiはWindowsで動作するアプリケーションを開発するには、適した言語であることは間違いない。吉田の開発スタンスでは、どうしてもRAD開発ができる環境が必要である。そのため、Visual Basicを利用してきた。まだ、勉強中でいろいろとまどうこともあるが、ランタイムに起因したエラーがないこと、実行速度が速いことなどの長所を考えると、順次こちらの言語での開発に移行していくと思う。

 Microsoftの主流言語はVisual Studio.NETに移行しており、吉田も.NET2003を所有している。DIY競馬プログラミング Data Lab.編でもVisual Basic.NET2003について触れているので、こちらへの移行も行えることは確かである。しかし、.NETはサーバー上で動作するアプリケーション(正確に言えば、.NET Framework)に最適化されているせいか、Windowsプラットフォーム上で動作する一般的なアプリケーションの実行効率がいまいちよろしくない。次期Windowsでは、.NET Frameworkが標準インストールされるのだが、それまではVBと同じくランタイムライブラリをインストールすることになる。

 また、他の方がつくられたソフトをインストールしたのだが、Visual Studio.NET2003がインストールされた環境にはうまくインストールできなかった。これはWindows InstallerというMicrosoft標準インストーラが使われていたのだが、まだまだ導入の障壁も多く、移行には躊躇している。
 最新のVisual Studio.NET2005については、ライセンス料金の値上げが検討されており、開発者からも不満の声が上がっている。

 Visual Basic.NETはこれまでのVisual Basicとはまったく異なる言語であり、どちらかと言えばJavaやC#という新しい言語に近い。Visual Basic.NETに移行する場合、結局勉強し直すことになるので、新しい言語に移行するのであれば、Delphiでもいいかと考えている。

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