竹島と教科書のこと

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 たまには時事ネタでも。連日ニュースとして取り上げられているので、知らない人はいないだろう。韓国が日本の教科書に対し、抗議している件である。まぁ、良識のある人間が見れば、「韓国の不当な内政干渉」につきる。ネット上には「あんなちっぽけな岩しかない島より、韓国との友好の方が大切」という意見を持つ人もいるだろう。しかし、国家が果たすべき役割は、国民の生命財産を守ることである。領土問題はそのなかでも大きな意味を持つ。

 日本は現在、ロシア、韓国、中国、台湾と領有権の問題を抱えている。最も有名なのはロシアと争っている北方4島だろう。中国と台湾とは尖閣諸島、韓国とは竹島の領有権問題を抱えている。
 竹島はもともと「松島」とよばれ、江戸時代から漁業基地として利用されていた。韓国が主張するように、日露戦争のどさくさに紛れて領土に編入したものではなく、昔から実行支配していた領土を、法的に編入したのが1905年だったと言うだけである。
 どうも、朝鮮(韓国と北朝鮮)、中国とは今世紀中の半ばまでに戦争になるのではないか、と感じているのであえて取り上げてみた。

 領土の問題はちいさな点を妥協すると、今後の災いとなる可能性があるため、きっちりとケリをつける必要がある。
 1980年代、イギリスとアルゼンチンが小さなフォークランド諸島を巡り、「フォークランド紛争」を引き起こした。これは、イギリスが領土に対して、きちんとした対応をした結果だと思う。

 日本が尖閣諸島や竹島問題を安易な方向(妥協)で解決すると、次はもっと大きな問題を引き起こす可能性が高い。例えば、中国は沖縄(琉球王国)の領有も主張する意見もあり、韓国は対馬、九州の領有を主張する意見がある。
 もちろん、こんな無茶な話は飲めないが、ちいさな領土をないがしろにすると、より大きな問題に発展する可能性がある。この時の解決手段は、まちがいなく武力である。

 「日韓基本条約」により、日本と韓国は領土紛争に武力を用いないことを調印している。従って、40年も前から竹島に関する紛争は、国際司法裁判所の裁決を仰ぐため、韓国の同意を待っている状況である。

 周辺に有事があると、競馬どころではなくなるため、あえて取り上げることにした。

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