サーバーマシン更新顛末

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 先日、BLOG上で書いた省電力CPU GeodeNXに関する顛末を書く。
 今回、CPU、マザーボード、メモリの他に、ケースも更新した。サーバーマシンに使っていたケースは、吉田が初めてPCを自作したときに購入したものであるが、すでに6年以上が経過し、ケースから来ている各種コード(スピーカーなど)が損耗していた。これはハンダ付けし直せば済むことだが、ケースレイアウトの古さから来る不満もあり、あわせて更新することにした。
 

 購入したのは、放熱性に配慮された、ケース全体がメッシュ加工されているもの。最近のケースは消費電力の大きなCPUに対応するため、CPUクーラー用のダクト、大型ファンなどがついている。
 しかし、ご多分に漏れず、標準状態で使用すると電源やダクトについたファンなどの騒音が耳に障る。マザーボードのチップセットファンもうるさい。チップセットは高発熱で有名なnForce2であり、高回転型のチップセットファンがついていた。
 正直、そのままではサーバーとして24時間稼働させるにはうるさすぎる。そこで、静音化をすることにした。

 吉田宅のPCはすべて静音化をしてある。更新前のサーバーマシンも非常に静かであった。静音化の目的は、更新により再び騒音を発するようになったPCを、以前のレベルに戻すことである。しかも、24時間稼働に耐えられるだけの放熱性を備えていなければならない。

(1)チップセットの静音化

 今回のマザーボードであるABITのNF7-S Ver2.00は、チップセットがボンドではなく、リベットによって固定されていた。そこでZALMAN社製のZM-NB32Jを購入して、装着した。気になる温度の方だが、指で触ってもほんのり暖かい程度。非接触温度計による計測結果は32℃であった。詳しい装着方法は、このサイトが詳しい。型が違うがやり方は同じである。

(2)電源の改造

 電源ファンがうるさいので、12Vで駆動しているものを5Vに落とす。やり方は、電源をばらし、電源ファンに繋がっているリードを外す。ニッパーなどでコネクタと分離し、2スケア程度のリード線をのばす。リード線の先端にはPC電源コネクタで使われている4ピンコネクタの金具(パーツ単位で販売しているもの)にハンダ付けする(圧着器具があればその方がよい)。これを電源からでているコネクタの赤(5V)と黒(コモン)に接続する。
 本来であれば、電源基板からでている5V出力につなぐ方がよいのだが、ハンダののりが悪い上、電源ケースと接触してしまうのでやめた。

(3)CPUファンにファンコンを装着

 以前、シャントレギュレータとトランジスタを組み合わせて、自作の定電圧回路を作った。しかし、ケースを加工するまでの労力を掛けないと裸の基板をケース内にぶら下げることになるため、市販の安価なファンコンを使うことにした。今回は高速電脳で入手した680円のファンコンを利用。

 以上の処置により、以前と変わらない静音PCが手に入った。しかも、処理能力はメインPCよりも上であった。

★ ★ ★ HDBENCH Ver 3.30 (C)EP82改/かず ★ ★ ★ M/B Name YanniesHost Processor AMD Athlon 1505.50MHz[AuthenticAMD family 6 model 8 step 1] Cache L1_Data:[64K] L1_Instruction:[64K] L2:[256K] Name String AMD Athlon(tm) VideoCard RADEON 7000 SERIES Resolution 1024x768 (16Bit color) Memory 1048,048 KByte OS Windows 2000 5.0 (Build: 2195) Service Pack 4 Date 2005/04/14 01:21

標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
プライマリ IDE チャネル
ST340810ACE
ST380011A

標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
セカンダリ IDE チャネル
PLEXTOR DVDR PX-504A

ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
28187 66345 78115 35875 45962 61721 70

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
34000 41966 9480 494 27645 23399 2212 C:\100MB

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