時間を記録する

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 ここ数ヶ月取り組んでるテーマがある。それが「時間管理」だ。時間管理に関する記事は、4/15「時間管理に右往左往」と2/18「情報と時間の管理」で触れた。結局、時間管理は限りある時間のなかで、やるべき仕事を減らし、重要なことを優先して処理していくしかないと思っている。
 ここでポイントとなる点がもうひとつある。日々のルーチンワークにどの程度の作業時間を要するかと言うことである。プログラミングに置き換えると工数の見積もりに当たる。

 工数の見積もりというのは非常に重要なファクターではあるが、確たる方法論は確立されていない。結局、経験に基づき、カンで判断するという方法しかない。個人の能力の定量か、仕事(タスク)の作業量などの判断がつきづらいためである。そうなると過去の似たような事例から判断し、所要時間を判断することになる。食事や歯磨きといった毎日行うルーチンワークですら、正確な所要時間を割り出すのは難しい。というのも、締め切りだけが決まっており、それに帳尻を合わせているだけだからだ。

 さて、ここで重要になるのが作業にかかる時間の把握である。この作業時間の把握が「経験」に繋がるのだが、ほとんどの人はおおよその時間でしか判断していないと思う。おおよその時間が10分単位であれば、ほとんど困ることはないと思うが、一段上の時間管理をするためにはもっと正確な時間を把握する必要がある。
 例えば、作業の開始と終了時間を記録し、あとで分単位で集計する。この作業はタイムレコーダに似ている。分単位で行動を記録するのか? と聞くと息の詰まる思いもするが、作業に要する時間を正確に把握するためにはこうするのが一番だと思う。例えば、BLOGの作成には毎日30分程度を要し、メール処理には1時間などが浮き彫りになってくる。ルーチンワークも平均処理時間が把握できると、タイムマップ上に30分単位の枠を作ることができる。
 作業効率から考えて、5分単位のスケジュールを立てるのは無謀である。頭の切替ができない。30分単位であれば、集中力の持続時間とあわせて考えたとき、適当である。この「30分の時間箱」に入れるために、作業時間の把握が必要となる。結局、5分単位に細切れの仕事を処理するより、関連した仕事を30分単位にまとめた方が効率がよいという観点からである。

 できれば、PalmなどのPDAで作業開始時にボタンを押し、終了時にボタンを押して作業時間を記録。作業項目はあらかじめ登録したものを手早く選択できるようなものが望ましいが、自分が欲している要件を満たすものは見つからない。作るか? とも思うが、それでは本末転倒である。なんとか解決策を見つけてみたい。

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今日は限られた人生の時間を有意義に送るためには 欠かせない「時間管理」について書きます! とはいえ、実は私・・最近時間管理で少し悩んで いました^^: [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年04月29日 02:19

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