金銭管理一工夫

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 時間管理と並び称される管理項目に、金銭管理がある。総合的な金銭の管理はやはり専門のソフトを利用した方が良い。吉田は2004年9月から「マスターマネー4」という金銭管理ソフトを導入している。それまではExcelを使って管理してきた。こちらは1997年から実施している。

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 マスターマネーを導入した理由は、比較的価格が手ごろであり、オンラインバンキングで取得した明細を取り込め、金銭の管理が複式帳簿のような形になっているためである。オンラインバンキングのデータを取り込むことで、これまで手で入力していた入金や振込みの管理が手間いらずになり、重宝している。

 しかし、毎日マスターマネーを開くわけではなく、日常的にはPalm用のPEMというソフトを利用している。PEMは小遣い帳ソフトに属し、使い勝手に重点を置かれているため、現金のやりとりがあったときにすぐに入力している。何か買ったその場でPalmに記録できるため、出納帳としても利用できる。このデータは自作ソフトでデータを加工した上で、マスターマネーに取り込んでいる。

 記録をとる、計画を立てるという観点では「マスターマネー」+「PEM」は最強だと考えている。しかし、管理となるとこれではやはり不十分である。一時期、PEMに項目毎の予算を入れてみたが、煩わしいだけで結局長続きはしなかった。Windowsソフトであるマスターマネーの場合、買い物をしている最中に確認するわけにも行かず、結局はPalmなどPDA機器に頼ることになる。
 それでも、オンラインで買い物をする場合はソフトを立ち上げて予算を確認するのもいいが、現金での支払いはいちいちソフト上のデータなんて見ていられない。

 この問題を解決する鍵は、主婦が実践しているやりくり術にあった。節約上手と言われている主婦は、項目毎に予算を決め、必要なお金を封筒に分けて入れている。現金の残高で管理する方法は、思いのほかうまく行く。

 といっても主婦のやりくりほど細かくする必要はない。自分が管理できると思う日数ごとに、月に使用できる予算金額を分割すればよい。吉田が実践している方法は、ひと月を二分割し、1〜15日、16〜30日で予算を立てる。例えば、10万円あるなら5万ずつに分割する。それを財布の違う仕切りにしまうだけ。片方の仕切りに入っているお金には、所定の期間にならない限り一切手をつけない。こんな単純なことでおもしろいように金銭管理ができるようになる。
 月々の予算については、マスターマネーなどで分析し、金額の上限を決めればよい。

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