プロバイダーの選定

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 携帯電話によるアクセスを含めると、国民の半数以上がインターネットにアクセスしている。 パソコンに限定しても2000万人程度がブロードバンド回線を利用している。個人のインターネットへの接続には、 プロバイダー経由でのアクセスが主流である。

 プロバイダーについては玉石混在で、万人にとって最良のプロバイダーというのは存在しない。 インターネットにはさまざまなサービスがあり、メールやウェブブラウズといった誰もが思い浮かべるものから、SkypeのようなIP電話、 メッセンジャー、FTPやファイル交換、ネットゲームなど多種多様である。共通しているのが、 すべてプロバイダーを経由して送信されることである。

 回線がISDN→ADSL→FTTHと進化するにつれて問題となっているのが、転送量の増加である。 プロバイダーはインターネットに専用線で接続しているため、高速な回線には毎月高額な経費がかかる。そのため、 当初想定していたよりも回線容量が必要になり、プロバイダーとしてもさまざまな規制を打ち出すようになってきた。
 現在の所、ファイル交換ソフトに対して規制をかけているプロバイダーがおおい。 ファイル交換ソフトは違法なファイルの交換に利用されることが多いためとしているが、 プロバイダーの本音としては転送量の6割をしめるファイル交換ソフトを規制したいだけだ。

 今後、合法的なVPNやIP電話、メッセンジャーなどのアプリケーションがファイル交換ソフトの転送量を上回れば、 そちらに対して規制をかけてくる可能性が高い。そうなるとダイアルアップ接続の頃のように、従量課金の世界に逆戻りする可能性がある。
 これはプロバイダー自身が、ネットの用途をダイアルアップ時代と同一視しているために起っている。

 今、快適につかえるプロバイダーを見つけるのは至難の業である。次に吉田の反省を元にした選定基準をあげておく。

  • ISP規制情報をチェックし、 ランクを確認する
  • 2ちゃんねるのプロバイダー板にある単発スレをチェックし、住民の反応(主に不満)を確認する
  • ISPのウェブサイトに行き、次の点をチェックする
    • 経営する会社
    • 最低契約期間(定款にこっそりと最低契約期間が書かれていることがある)
    • 退会方法(オンラインで可能か、縛りはないか)
    • サービスのコスト
    • 各種規制などの情報
  • Googleでチェックする
    • ISP名で検索
    • ISP+規制で検索
    • ISP+乗り換えで検索

 

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