好走と凡走の条件
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能力や実績で馬を評価する人は、世の中には多いと思われる。新馬戦など過去の実績が存在しない馬を除き、 過去に出走したレースの戦績を予想の判断材料とする。吉田の場合、メインでスピード指数を利用しているが、スピード指数は 「走破時計の観点から過去のレースを評価した」ものである。
スピード指数をながめていると、常に同じような指数で走る馬と、 ばらつきの大きい馬がいることに気づく(スピード指数はスローペースだと、指数が低めに表示されるので、それを除く)。 時計をベースに予想を行っているものにとって、できれば今回も同じような指数で走ってもらいたいと思っている(「時計と余力」 参照)。
しかし、馬は生き物であるゆえ、調子に波があるし、能力も年齢と共に上下する。
これに得手不得手や展開などさまざまな要素が絡み合ってくる。ここが競馬のおもしろいところであり、難しいところでもある。
これに同じく生き物である「騎手」が加わってくると、よりいっそう複雑さを増す。
競走馬だけに着目しても、次の要素が馬の競走成績に影響を与えると思われる。
- 能力
- 適性
- 調子
- 展開
ブリンカーなどの馬具も競走成績に影響を及ぼすが、複雑になりすぎるので省略。
この中で最も大きな比重は能力であると考えている。能力といっても、単純な数値で表現しきれないが、
スピード指数など過去の走破時計からおおよその判断はつけられる。
各馬の競走成績(そのレースで示すパフォーマンス)は、これらが絡み合って作用すると思われる。ここでひとつの式を立ててみた。
競走成績=能力×調子+展開+適性
この式についての説明は、また次回。
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