便所の落書き? チラシの裏?

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 ネット上に掲載された情報の中で、特に意味のないもののことを「便所の落書き」もしくは「チラシの裏」ということがある。 「便所の落書き」とは、公衆便所の個室に書かれているさまざまな落書きのように、公共の場所に好き放題書いた落書きのことを指す。 「チラシの裏」とは、独り言や意味のない書き込みは、チラシの裏の空白にでも書いておけというもので、 わざわざ人に見せるまでもない書き込みの事を指す。

 前者の表現はTVでニュースキャスターが2ちゃんねるの書き込みを評して名付けたことが発端であり、 どちらかと言えば第3者がネット上の言論を卑下するために使われる。
 後者も否定的な意味合いが強いが、最近では自分の意見を控えめに表現するために、使う人もいる。

 ネットを含めたさまざまな情報の価値は、読み手によって変わる。そこにマスメディア、ネットの区分はない。 マスメディアは権威付けこそされているが、妄言を垂れ流す新聞や雑誌もあるし、 ネット上にはある分野の専門家が詳細な情報を発信している場合もある。
 そこにあるのは、営利目的で情報を発信しているという一点につきると思われる。

 ただ、BLOGという媒体を考えたとき、たいていは「チラシの裏」に分類されるのではないだろうか? 一部のIT会社の社長が、 社長日記を公開してからBLOG=ビジネスツールの意味合いが強くなっているが、やはり日記という形式であることには変わりない。

 通常、ウェブ上で公開されるさまざまなコンテンツは、カテゴリごとに分類されて公開される。 BLOGもカテゴリ分けすることはできるが、基本的には新着記事が時系列に並ぶ仕組みになっている。

 吉田はコンテンツ管理にBLOGとWikiを利用しているが、ソフトウェア開発などをテーマにした場合は、 Wikiのようが使い勝手がよいと思っている。日記形式は記事が散漫になりやすく、さまざまなテーマがごちゃ混ぜになってしまう。
 とりあえず、現在のサイトをHTMLとBLOGの両方で構成し直そうと考えているが、サイト全体の構成に頭を悩ませている。

#競馬三昧のBLOGの場合、開発動向をより迅速に知らせるのが目的であるため、開発系記事以外は「チラシの裏」 と考えて差し支えない。 

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