仕事で使うPCの移行は慎重に!

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本格的にWindows7 64ビットを使い出して4日目。Win7のUACの問題、32ビットOSから64ビットOSへの移行の問題などがあり、これまで以上に環境構築に時間を取られています。
マザーボードの調整やいろいろな不具合があり、細かい調整は続きます。
今日は、仕事でつかうPCの環境の移行について書きたいと思います。

■OSの載せ替えで利用できなくなったソフト

ソフト名 代替ソフト 説明
Luna Scape2 Lite Sleipnir2 Luna Scape6にしてみたが、自動ログインが使えない。業務上必要なので乗り換え
Atok2005 Google日本語入力 Atokの変換がタコに感じられるし、アップグレードの価値を見いだせなかった
AltIME KeySwap ALTキーで日本語変換切り替えができないと困る
AltIME Clibor クリップボード履歴機能
EveryDB
(競馬DB)
シンドローム
+自作ソフト
作者からも連絡なし。64ビット対応が出来てないので、シンドロームのデータベースを直接読みだすように、自作ソフトを改良
VBWheel なし VB6、VBA上でマウスホイールが使えるようになる。
Logicoolキーボード AutoHotKey 古すぎてSetPointでは対応してない。メールボタンとかに独自のアプリを割り当てたい
プリンタ   アプリではないが、LANに接続された別のPCのプリンタを共有してた。直刺しじゃないと認識しないか?

ソフトウェアは寿命がないので、実行環境がおなじであればいつまでも稼動します。それ故、新しい環境に移したとき、いろいろと不都合が生じました。

なかには業務に欠かせないソフトもあり、それが動かないとオオゴトです。吉田の場合、自作ソフトも業務に使っていますが、「動くから」との理由でメンテナンスをサボっていたつけがきた感じがあります。

時間ができたら、業務用の自作ソフトを.Netに移行させるなど、メンテナンスにもコストをかけるべきですね。

■OS移行について

先週は業務に関連したソフトウェアの修正や、開発環境等の構築に時間を取られました。そのおかげで、なんとか業務はできるようになりました。

しかし、DVD-RAMに書きこむとDVDが取り出せなくなったり、マウスの動きがにぶるようになったり(たぶん、ワイアレスマウスの通信不具合が発生していると思われる)、調整が必要なところは多数あります。

仕事で使っているメインPCのOSを入れ替えるというのは、オオゴトです。大きな企業では、OSの評価には長い時間がかかりますし、吉田のような零細は実際に移してから対処するケースがほとんどだと思います。だからこそ、万が一に備える必要があります。

今回よかったと思ったことは、旧PCの環境をまるまる残しておいたので、並行作業ができたことです。デュアルブートはアウトです。実機として残しておいたので、トラブル発生時は旧PCをたちあげて、並行作業で対応することができました。この並行作業がすごく大事です。

■自作ソフトをWindows7 64ビット環境下で動かしてみえたこと

吉田は業務用をふくめて、多数の自作ソフトを運用しています。シンプルぱっと2やシンドロームといった、世の中にお金をもらって発表しているソフトウェアの場合、新しいOSが出たときに、評価用の環境できちんと動作検証しています。

しかし、自分のソフトを評価用の環境ではなく、メインの環境として動かすことで、いろいろなことが見えました。UACの挙動、DBの権限の問題などなど。

結論は、ソフトウェアの評価はきちんと環境をそろえないとダメだということです。

しかし、メインの作業環境を、容易に新しいOSに移行させるのはダメです。今回その困難さは痛感しました。ただ、さすがにWindowsXPから2世代あとのOSに移すのは、必然ですね。

Windows8は、2012年に発売されるそうです。今回の教訓を生かし、ベアボーンキットのようなPCを評価用PCとしてつくろうと思っています
安くすませるため、旧メインPCをそのまま使ってもいいと思いますが、ビデオカードまわりを工夫したいと思います。ケースに入れなければ、CPUクーラーもリテール品でいいと思います。

評価用は最新OS、メイン機の環境はこなれた環境で! Windows7はまた5年くらい使いまわすかな…。

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