PC灼熱三角地帯を冷やせ

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 もともと発熱と静音性のすぐれたパソコンが、 各種パーツのバージョンアップによってバランスが悪くなるのは仕方がないことかも知れません。この部分を自分でどうにかするのが、 自作PCの醍醐味といえます(手こずるとイヤになってきますが)。

 メーカー製のPCが十分に安くなり、すでに自作PCを利用するメリットはなくなっているかに思えますが、 吉田はアップグレードが容易なこと、自分で素性を確認しながらつけたパーツなので、トラブルの対処が容易なこと、 壊れたらパーツ単位で交換できることなど、 運用面でのメリットの方が大きいと思っています(メーカー製は修理以外にトラブルを解消できません)。

 さて、現在抱えているトラブルは、CPUの発熱問題です。これについては9月22日のエントリーでも触れています。

 週末に秋葉原に行き、冷却用のパーツを購入してきました。今回購入したのは、 5インチベイに12センチファンを取付けるクーラーです。パソコンの発熱源は、CPU周辺に集中しており、 CPU-チップセット-ビデオカードは「灼熱三角地帯」となっています。

 現在の主流であるATX規格はすでに古いものなので、三角地帯がここまで暑くなることは想定されていません。そこで、 Intelが提唱したBTX規格では、ケース前面にファンをつけ、直接三角地帯に風を送り、背面ファンから熱気を抜く構成になっています。 吉田が購入した5インチベイクーラーもその仕様に習ったものでしょう。

 5インチベイにはスマートドライブが2台鎮座していたので、ひとつを外して取付けました。その後、 PCのCPU周辺の温度を測り直したところ、CPU温度 48℃→37℃(システム温度 33℃、アイドル時)となりました。とりあえず、 かなりきいたと思います。

 しかし、ファンを増設したことで、前よりうるさくなったため、ファンの音が気になります。 この辺はおいおい改善していこうかと思っています。とりあえずは、発熱によるパーツの破壊のリスクが減ったことで良しとします。

 以前はケースは一度買ったら、ずっと利用するものという認識だったのですが、やはり時代と共に、 アップグレードした方がよいと思っています。

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コメント

8/14以降開発奮戦記がありません。その後どうなってるんでしょうか?

投稿者 しんぷるぱっと待ち人 : 2005年10月01日 17:37

取りあえず、これまでの修正を盛り込んだベータ版をリリースしています。正式版ですが、中途半端な状態で出すよりは、きちんと必要な機能を盛り込んだものをリリースした方がよいと考えています。

できるだけ関連エントリーにコメントをつけてもらえると助かります。

投稿者 吉田章太郎 : 2005年10月02日 09:45

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