転ばぬ先のFitness Test

Posted on :| コメント (0) | トラックバック (0)

 週末はHDDが飛んでしまいさんざんでした。可能な限りデータをサルベージした後は、 不良の出たHDDの修理と新しいHDDを購入しに出かけてきました。
 購入後1ヶ月で壊れたHDDはHGST(日立)製Deskstar 7K250(HDS722516VLSA80) です。 RAIDを構成したディスクの代わりなので、2年前に購入したものと同じ型番を選択しました。

 購入店はツクモ秋葉原店で、購入後1ヶ月でダメになったのはMaxtorのHDDを抜いて1位です。しかし、 よくよく調べてみるとHGSTが原因ではないような気がします。
 ツクモサポートセンターに持ち込むと、購入後1ヶ月を過ぎていますが、期間的に近いこともあり交換対応してくれると言われました。 喜んだのもつかの間、数時間後のFitness Testで驚愕の事実を知ることになります。

 データが飛んだとき、HGSTのウェブサイトからDrive Fitness Testをダウンロードし、色々テストした結果、「Excessive Shock」というエラーメッセージが出ました。つまり、 過度の衝撃によるHDDの破損です。吉田はぶつけたり、落したり、稼働中に衝撃を加えた覚えはありません。
 いずれにせよ、これが原因でHDDのエラーが深刻になり、データが読み出せなくなったのは確かです。

 サポートセンターで交換してもらったHDDを念のため、Drive Fitness Testにかけたところ壊れたHDDと同じ 「Excessive Shock」という診断が出ました。つまり、交換してもらったドライブも壊れていたと言うことです。

 2005年10月にRAIDディスクの交換用に買ったロットは2005年8月です。 今回交換してもらったHDDのロットも同じ2005年8月です。つまり、同じ時期に生産されたものです。 同じロットというと大量不良の臭いもしますが、首都圏では8月に震度5強のつよい地震がありました。この時に、 保管されていたHDDが荷崩れなどを起こしダメージを負った可能性もあります。

 HDDの新品=正常品という思いこみは危険です。お店や流通路での損傷も疑い、購入後はFitness Testを必ず実施するようにした方が良いでしょう。他のメーカーも独自のツールを出していますが、Drive Fitness Testでウェスタンデジタルとシーゲート製のHDDもチェックできることは確認しました。
 買ったばかりのHDDはまず疑う。これを徹底した方が泣きを見ないで済みそうです。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントフォームに記入し投稿してください





Search
最近の記事
カテゴリー
過去の記事
Comments
TrackBacks
Feed
Powered by