穴馬と本命馬の微妙な関係

Posted on :| コメント (0) | トラックバック (0)

 競馬をたしなむものなら、誰しも穴馬券には興味がありますね。1000倍、2000倍なんて馬券は無理でも、100倍、 200倍の馬券なら誰しも一度はゲットしたことがあるんじゃないでしょうか?
 しかし、闇雲に穴を狙っても負けがかさむだけです。そこで荒れるかどうかの判断が必要になります。

 最も多くの人が穴馬が期待できるかどうかの判断に、オッズを使います。オッズは馬の能力ではなく、 あくまでも他の競馬ファンの票数によって決まるため、しばしば偏りが見られます。オッズで予想する人はその辺をついてきますが、 ここではその票数にのみ着目します。
 ある馬がどの程度指示されているかは、得票率を見れば分かります。得票率は全体の票数のなかで、その馬が占める割合のことを指します。

 得票率はオッズから換算できますが、オッズ競馬をする人以外はあまり目にすることはないでしょう。 よって通常は単勝オッズにより判断します。単勝オッズが低くなるほど、多くの人に支持され人気になります。 いわゆる得票率が高い状態になります。
 例えば、有馬記念のディープインパクトは単勝1.3倍です。この時の単勝得票率は62.6%と、圧倒的な支持を集めていることになります。

 さて、どういう時により人気薄の馬が狙われるのでしょうか? ここからは吉田の仮説で、実際に統計を取ったわけではないので、 ご注意ください。

 得票率が低い状態、つまり確たる軸馬がないときは、票が割れます。こういう時の単勝オッズは1番人気でも3倍以上となり、 波乱の兆候があります。もちろん、こういうレースでも万馬券になるケースはありますが、飛び抜けて高い配当はあまり出ません。

 一本かぶりの大本命馬がこけたときは、ものすごい波乱になることが多いです。 競馬はみんなで出し合ったお金を分け合うシステムなので、これは当然です。
 ただ、こういうレースを的中させるのは大変です。

 意外に穴馬が支持を集めやすいレースが他にあります。確たる軸馬が存在するレースです。単勝や馬連は安い配当ですが、ワイド、 三連複、三連単が登場してから、3着までに来る穴馬を狙う傾向が強くなったように思われます。一本かぶりのレースは馬連はもちろん、 馬単の配当も安いため、3着馬に飛び込む人気薄に期待するケースが多く見られます(すくなくとも吉田の周りでは)。
 新聞等でも、大本命の他に穴馬を取り上げ、それが妙に穴人気するケースも多いです。

 つまり、安い配当が予想されるレースほど、三連複などで中穴以上を狙うケースが多くなっているようです。 こういう心理はよく分かります。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントフォームに記入し投稿してください





Search
最近の記事
カテゴリー
過去の記事
Comments
TrackBacks
Feed
Powered by