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　この方法の欠点としては、ある処理の確認をするには、実際にデバッガで該当処理を追いかけなければなりません。初めて作った処理や、 変更を加えたばかりの処理はこの方法で、動作に間違いないことを確認します。この場合は問題にはなりません。
　しかし、ずっと前に作った処理の確認は、この方法だとやっかいです。というのもデバッガで実際に該当処理を追いかけない限り、 チェックできないためです。この場合、ソフトの動作で確認するより他はありません。

　吉田はこのベーシックな手法の他に、ユニットテストを導入しています。この方法は、通常のデバッグとは異なり、 テストしたい処理専用の「テストコード」を書かなければなりません。実際にソフトに利用するコードの他に、 テストのためのコードを書くため手間は2倍になります。
　しかし、xUnitと呼ばれる専用のツールを使えば、全てのテストコードが一度にチェックできるため、 以前に作成した処理の動作確認も確実に行えるようになります。

　当初、テストコードをまじめに書いていたのですが、途中から忙しくておざなりになっている部分があります。 その部分が掲示板等で報告を受けている部分です。しばらく、このテストコードの抜けた部分を追加し、 バグの少ないソフトとしてリリースできるよう頑張りたいと思います。