自衛隊もWinny?

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 護衛官勤務の自衛官の私物PCが「仁義なきキンタマ」というウィルスに感染し、防衛機密文章がWinnyネットワークに流出しました。 最近、Winnyを経由して感染するウィルスにより、各種の個人情報、機密文章が漏洩しています。 Googleで検索してみると2002年にも陸上自衛隊から内部資料が流出したそうです。

ざっと調べただけで公務員がWinnyを利用し、きんたまウィルスに感染して情報を流出したケースは以下の通りです。

まだまだありますが、上記の例にとどめておきます。もちろん、公務員だけでなく、 民間企業でもWinnyネットワークに情報が流出した事件は沢山あります。

 これだけさまざまな流出事件を引き起こしているにもかかわらず、なぜWinnyを利用するのか?  P2Pファイル交換ソフトの魅力はソフトや音楽、DVDビデオ、マンガなどさまざまな情報コンテンツが無料で入手できるだけでなく、 市販のアダルトビデオではまず見られない、本物の援助交際もの(当然無修正)のビデオ等も手にはいるため、人気を集めています。もちろん、 流通しているファイルの大半は違法なものです。
 それでもWinny等を利用するのは、やはり上記の魅力があるからでしょう。

 違法なものに手を出すかは、個人の判断にゆだねられるところですが、セキュリティ意識の弱い人が手を出し、 ウィルスに感染して事件になると言うケースが多発しており、とばっちりで個人情報をサラされるのだけは勘弁して欲しいところですね。

 なお、セキュリティ意識の薄い人はPCに精通していない人が多く、こういう人がP2Pの世界に入ってくる背景として、ネットランナーなどの雑誌の存在が大きいです。 こういう雑誌であおらなければ、存在自体を知らない人も多かったと思われます。Winnyの作者が著作権侵害幇助で逮捕されたとき、 吉田的にはネットランナーと雑誌を出版するソフトバンクパブリッシングの方にこそ責任があると感じていました。

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