BLOGとウェブサイトの関係

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 最近ではすっかりBLOGが定着し、活発な更新が行われている個人サイトのほとんどはBLOGと言っても過言ではないでしょう。 HTMLによる静的なサイトも魅力がありますが、やはり個人が運営している場合は、運営の手間を省くのと、 どうしても日記的な記事でないとネタが続かないというのが背景にあるような気がします。

 吉田も1998年からウェブサイトをはじめ、その間にさまざまなコンテンツを作っては消してしてきました。 昔から残っているコンテンツも、ごく一部だけです。最近では忙しくなってきたせいか、定期更新以外の記事はすべてBLOGという有様です。

 BLOGの善し悪しはあえてここでは触れませんが、システム的に見た場合、BLOGにはいくつかの欠点が見られます。

(1)検索エンジンにトップページが登録された場合、データベースが無効になる

 BLOGは動的にページを生成するため、トップページに当たるIndex.htmは常に新しい記事が書き込まれます。 ニュースサイトも同じ構成なので大きな問題はないように思われますが、個人サイトは検索エンジンのクロール頻度が遅いため、 お目当ての内容が書いてある記事を見つけても、該当ページには存在していないと言うこともあります。
 もちろん、トップではなくリンク先の記事が検索エンジンに登録されていれば、問題はありません。

(2)読者側が残したコメント

 作る側ではなく、読む側の問題ですが、BLOGは静的なウェブサイトではできない記事ごとのコメントを掲載することができます。 このため、自分がどの記事にコメントを書いたか、すっかり忘れてしまうことが多々あります。 雑談系の記事にひとことコメントを載せるだけなら、「通りすがり」で済みますが、もし議論に発展しそうなネタにコメントを付けた場合は、 その後もチェックしないといつのまにか自分へのレスを無視するという事になりかねません。
 従って、コメントは単発で終るものが多くなります。

 ちょっとソースは失念しましたが、大手検索エンジンは、BLOGのページランクを下げ、 検索エンジン利用時にBLOGの記事ばかりが引っかかるという事態の解消に乗り出したようです。これはこれで良いことだとは思いますが、 静的なページに書かれている記事の賞味期限の方が気にかかります。
 企業サイトでもCMSを導入し、今後は動的に生成されるページの方が多くなってくるでしょう。静的なページはSEOには効果がありますが、 利用者からすると常に最新の記事や関連情報が生成される動的ページのほうが使い勝手が良いように感じられます。

 今後、検索エンジン側が増え続ける動的コンテンツをどう扱っていくかに興味がありますね。

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