馬具のこと

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 ちょっとネタ的に古くなってしまったが、先週の土曜日に久々に中山競馬場に行ってきました。自主的に4連休にしたので、 子供を広い遊び場に放牧するというのが主目的です。
 実体は久々に馬券でも買いましょうというものですが。この日はほぼパドック周辺に張りついていました。

 パドックを見ていてひとつ気づいたことがあります。レース番号は忘れてしまいましたが、 スピード指数やその他実績から有力馬を見つけ、他にたいした相手もいないことから、この馬を軸にしようと考えていました。

 パドックでぐるぐると回る馬を見て気づいたのは、軸にしようとした馬がシャドーロールをつけていたことです。シャドーロールは、 自分の足もとを気にしたりする傾向の馬が、その弱点を補うために装着されます。つまり、精神的になんらかの欠陥を抱えていることになります。

 ご存じの通り、ほとんどの競馬新聞や、JRA-VAN Data Lab.などの競馬データサービスでは、 ブリンカー程度しか馬具情報がありません。吉田はさすがにハミの種類まで言及できるほどの知識がないため、 普段はあまり意識しない情報ですが、さすがに現場では目につきます。

 特に気になったのが、軸にしようとした馬が逃げ馬だったためです。これにシャドーロールが加わったことで、 やや一抹の不安を感じずにはいられませんでした。それでも予想の組み立ては変えずに購入してみたところ、いきなりの出遅れ(笑)。 その時点で「終った」のは言うまでもありません。

 必ずしも馬具が結果に直結するとは言えませんが、競走馬の中には精神的に欠陥を抱えているものも少なくなく、 馬具は関係者の努力の現われと言えます。逃げ一辺倒や追い込み一辺倒のように極端な馬の場合、 これらの馬具情報は無視しない方がよいのかも知れません。

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