フリーウェアと有料ソフト

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 世の中には無料で利用できるソフトと、対価を払って利用するソフトの2種類があります。無料で使えるソフトの中には、 オープンソースのようにソースコードが公開されていて、腕さえあれば自分で改良できるソフトウェアもあります。
 一方、昔ながらの店頭で販売しているソフトウェアもあれば、オンラインで購入できるソフトウェアもあります。

 一般的な傾向として、無料のフリーウェアが好まれる傾向にありますが、これが本当によいかは微妙なところです。 吉田は自分でもシェアウェアを公開し、ソフトウェア製品の開発にも携わっています。また、少ないながらフリーウェアも公開しています。 加えて、無料、有償問わずオンラインソフトウェアを数多く利用しています。

 どちらも一長一短があり、どの形態がよりすぐれているとは言えません。

●フリーウェアの特徴

  • 無料で利用できる
  • サポートはない場合が多い
  • 完全な自己責任
  • アドウェア、マルウェアがふくまれているものもある
  • 突然開発が終了してしまうものも少なくない
  • オープンソースなどの配付形態もある

●有償ソフトの特徴

  • 利用には対価が必要
  • オンラインで入手可能なソフトウェアは、試用が可能な場合が多い
  • 一定のサポートが期待できる
  • 比較的息が長いソフトが多い

 吉田が各種ソフトウェアを導入する理由は、ある問題を解決するためです。例えば、圧縮・解凍ソフトを導入する理由は、 不要なファイルやあまり利用しないファイルは圧縮して効率的に保管したいためであり、メールソフトを導入するのはネットを介して、 コミュニケーションをとるためです。
 自分のニーズにぴったり一致したソフトは、正直皆無だと思っています。そのためその隙間を埋めるためにさまざまなソフトを併用したり、 時には自分で作ったりします。また、オンラインソフトの場合、機能アップを目的としたバージョンアップが頻繁に行われていることがあり、 その場合は要望として出したりします。

 ここで重要なのは、自分の不満点をいかに迅速に解決するかです。フリーウェアとして公開されているソフトは、 主に自分が抱えている問題を解決するために作られたものです。そのため、作者のニーズが満たされてしまうと、開発頻度が落ち、 時には開発が終了してしまうことがあります(これは吉田も経験があります)。
 無料で利用できるソフトなので、もちろん作者を責めることはできません。 有償で公開されているソフトもバージョンアップやバグフィクスの責務を負っているわけではありませんが、 それでもフリーウェアよりは息の長い対応が期待できるケースが多いです。

 作者としてソフト開発へのモチベーションをいかに維持するかというのは難しいテーマでもあります。フリーの場合は、 興味がなくなったりすれば、人気があっても更新が止まってしまうものもあります(解凍ソフトに多い)。

 有償だからと言ってこの点安心できるものではありませんが、その辺は作者の人となりや考え方をみて判断したいところですね。

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