地上波とグリーンチャンネル

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 連続して競馬ネタです。吉田は数年前にCSに加入し、それ以来ずっとグリーンチャンネルで競馬観戦しています。 なぜグリーンチャンネルを選択したかは、至極単純な理由で、メインレース以外の中継をしてくれないからです。 一部のローカル局では最終レースやそれ以前のレースの中継もしますが、吉田が住んでいるところでは受信できませんでした。

 そんなごく単純な動機でCSを導入し、現在に至りますが地上波中心に見ている友人と、 レース後の感想を交換しているときにあることに気づきました。

 「ローカル局が受信できる環境であれば、普通の人が満足するレース観戦はできるのに、なぜ有料放送を利用するのか?」

 グリーンチャンネルをずっと見ている人にとっては、グリーンチャンネルの放送形態が当たり前になり、 その差には気づきにくくなっているかも知れません。しかし、明確な差は「どのレースも平等に放送する」 という点につきると思います。

 メインの重賞を中心に放送するフジTV「スーパー競馬」、 NHKマイルカップやダービーの時だけ放送するNHKは競馬ファンのための放送ではありません。NHKは論外としても、 スーパー競馬との差は明確であり、G1競走の日は11R以外は放送されないことすらあります。
 しかし、TVで競馬観戦するファンの多くは、IPATなどの在宅投票システムを利用しており、 ○○レースだけが特別という見方はしていません。強いて言うなら、自分が馬券を買ったレースが特別なレースです。

 また、どれほど人気のある馬がぶっちぎりで勝っていても、その馬のズームを追うだけでは意味がありません。 例えばディープインパクトの天皇賞・春などが良い例ですが、圧倒的な単勝支持率をみても、ディープが勝つことに賭けた人は多いと思います。 ディープが抜け出したあとは、ディープよりも2,3着の馬が重要なのです(つまり、自分の買った馬は来ているのか?)

 フジTVといえば、F1中継も担当しており、90年代初頭は平等な放送に定評がありましたが、 ある時期から日本人ドライバーとトップしか映さなくなりました。吉田はその時期に観戦をやめてしまったので、 その後は知りませんが(熱狂的なF1ファンの友人は、その時期にF1観戦がつまらなくなったとぼやいていました)。

 地上波+ローカル局とCSによる競馬観戦、いずれの方法にもメリットデメリットは存在しますが、 放送局は視聴者がどんな放送を望んでいるのかを考えて番組を作ってもらいたいものです。

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