タスクの優先順位が肝です

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 GTD(Getting Things Done)によって、頭の中から「胸につかえていること」 「やらなければならないこと」 「将来やらなければならないこと」 を追い出すと、とりあえずもやもやとした感じは消えます(2006年6月20日のエントリー参照)。 やることが多くてたまるストレスの原因は、やることが多すぎて全体像がつかめないことにあると思います。
 しかし、山ほどあるタスクを紙に書き出したところで、それが片つかなければ、心配事はなくなりません。

 GTDでは、やらなければならないタスクをひとまずInBoxに置き、ルールに基づき分類していきます。 ここまでは恐らくGTDの実戦方法が書かれた書籍やBLOGを読めばすぐに到達できるでしょう。しかし、問題はその先にあります。

 吉田の例では、ほぼ等価値を持っているタスクが複数あり、それぞれに優先順位がつけづらいことがしばしばあります。 現在やるべきタスクに優先順位がつけられないと、あることをやっているときに、別のタスクのことが気にかかるという事態になります。 GTDを実戦してから、以前よりは緩和してますが、まだ別の作業中に他のタスクのことが気になることがあります。

 結局、自分の中で優先順位をつけられないことに原因があるのですが、どうにもならないジレンマを抱えています。

 例えば、シンプルぱっと2を例に挙げると、このソフトの懸案事項はいくつもあります。自動運転系の機能追加の要望であったり、 IPAT機能の要望であったり、不具合の調査依頼であったり。不具合等はクレーム扱いですから、自然と優先順位が高くなるので、 特に気にはしてません。
 問題は機能追加に関するタスク(開発、バージョンアップ)です。提案者はみな自分の利用法に基づき、その機能の重要性を訴えてきます。 この中で優先順位をつけるのですが、優先順位のつけられない項目も存在します。

 同じジャンルの懸案事項であれば、よく吟味すれば優先順位はつけられますが、 別のジャンルの場合は比較ができないこともあります(例:家庭の問題と仕事の問題など)。

 物事を判断は何らかの価値基準や判断基準に基づき行われますが、ジャンルが違う懸案事項は、なかなか判断基準が備わりません。
 よりよい方法を模索し続ける毎日です。

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