JRAも談合?

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 7月5日付けのニュースに、「JRAのファミリー企業12社と結んだ契約の94.8%が随意契約」であることが報じられました。 最近、各中央省庁でも随意契約率が80%に上り、天下りとあわせて税金の無駄が指摘されていました(詳細は検索先をご覧ください)。

 JRAは省庁ではなく特殊法人です。法律で禁止されているギャンブルを、特例として認められている存在です。 当サイトをご覧の方には説明は不要でしょう。

JRAによると、05年度の契約総額は1893億円。うち随意契約は1288億円(68%)だった。「日本トータリゼータ」 などJRA子会社4社と、JRAとの取引に経営を依存する「日本競馬施設」など関係会社8社の計12社に限ると、 契約額は711億円に上り、随意契約は674億円(94.8%)を占めた。また05年10月現在で12社の役員67人中、 社長全員を含む51人がJRA役職員からの「天下り」だった。
 JRAの収入は97年に4兆円を超えたのをピークに年々減少。05年度は2兆9025億円だった。01年12月に閣議決定した 「特殊法人等整理合理化計画」で「一般競争入札等の大幅拡大と、関係会社に対する委託費の削減」を求められた。 だが契約全体の随契率は02年度の72.8%から4・8ポイントしか減少せず、12社との随契率も98.2%(02年度)から3. 4ポイントの低下にとどまっている。

引用元:毎日新聞(Yahoo)

 JRAと関連会社は、かなりの天下りが見られます。 詳しい資料はJRAの公式発表資料を見てください。 競馬の安定した開催のためには、多少の談合や天下りもやむなしだと吉田は考えますが、25%と高額な寺銭(うち10% は国庫に納める税金)を取っているわけですから、自分たちの利権だけでなく、ファンにもしっかりと還元してもらいたいものです。 競馬を支えるファンを大切にしてくれるなら、多少の談合や天下りにも目をつぶっても良いと思います。

 以下は吉田の要望です。

  • 競馬場の指定席全席にコンセントと無線LANを配備してもらいたい
  • IPATオッズに票数を加える
  • IPATサーバーの増強を図る(サーバーへの負荷を抑えるために、 JRA-VANのソフトライブラリ掲載条件を変えるように指示するなど下策もいいところです)
  • JRAのウェブサイトでリアルタイムオッズを確認できるようにする(PAT会員以外が参照できるように)
  • JRAの携帯サイトを作り、成績等を確認できるようにする
  • 地方競馬のように過去の戦績がウェブ上で確認できる
  • 三連単はいつになったら、全レース発売になるのでしょうね?

 皆それぞれの要望や不満はあると思います。しかし、 JRAとはいえ客商売なので、しっかりとした対応を取ってもらいたいものです。

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