サーバーPCのHDD増設

Posted on :| コメント (0) | トラックバック (0)

 ファイルサーバーに使っているPCのHDDを増設しました。このPCは「サーバーPCの冷却対策」 で扱ったものです。
 すでに3台のHDDが実装されていますが、その中の1台(80GB)を320GBのHDDに換装しました。

 購入したのはWestern DigitalのWD3200JBです。スペックはUATA100で、 静穏性と低発熱で評判のHDDです。SATAを避けた理由は、Western DigitalのSATA HDDは、 SpeedFanやHDDLifeなどの監視ツールが正常に動作せず、監視に不都合を感じていたからです。

 サーバーPCはWindows2000SP4の上、すでに250GBのHDDをつけて運用していたので、 まさかBigDrive(137GB以上のHDD)の制限にひっかかるとは思いませんでした。BigDriveの制限とは、 HDDの領域を管理するLBAの帯域が不足し、大容量HDDを扱えないというものです。

 詳しい対処法はWinFAQを参照してください。

 吉田は以前からHDDでは痛い目に遭っているので、 買ってきたHDDをいきなりフォーマットして運用するようなことはしません。Fitness Testを実施し、 HDDに物理的損傷がないかを確認します。よけいな時間はかかりますが、これを実施しているかどうかで、 HDDに対する信頼度が段違いになります。Advance Testに2時間ぐらいかかりましたが、今回はまったく問題がありませんでした。
 ひとつ(´・ω・`)ショボーンなことは、メーカーのRMAには適合しておらず、6ヶ月間の保証しか適応できない点です。 まぁHDDは消耗品と割り切っているので、別に良いのですが。

 さて、HDDを消耗品と割り切るには、壊れても惜しくない価格帯であることが重要です。 さすがにハイエンドのHDD(たいてい4万程度する)が壊れた場合は、「まぁいいか」と笑えません。

 重要なことは、HDDは容量に対して値段を払っているので、高価なHDDを買っても故障率は変わらないと言うことです。

 吉田は購入時のメインストリームを買うようにしています。PC-AT互換機の世界で吉田が買ってきたメインストリームHDDは、 4.3GB、40GB、80GB、250GB、320GBです。メインストリームの判断基準は、 平均価格が1万円前後のものがそれです。

 昨年のRAIDクラッシュ騒動の時のメインストリームは、 250GBでした。RAID導入時のメインストリームは120GBだったように思います。この時は160GBでRAIDを組みましたから、 メインストリームより、若干高いHDDを導入したことになります(通常+5000円アップ)。
 250GBがメインストリームのとき導入した320GBのHDDも、16000円程度の値が付いていたと思います。

 HDDの必要容量は人によって異なりますが、その時必要な容量のうち、もっとも価格がこなれたものを選択した方がよいでしょう。 ワンランク上げても、上乗せされた価格ほどの満足は得られないと思います(250GBがメインストリームだった場合、 +5000円前後で+50GBというイメージ)。

 今、HDDの価格表を見ると、750GBなんて容量が目につきます。これもいずれメインストリームになるのかも知れませんが、 今手を出しても、あまり良いことはないように感じます(動画編集やHDDレコーダにする場合を除く)。1年もすれば価格が落ちてきますし、 なによりこれだけの容量になると、バックアップできるメディアがHDDだけに限られてきます。プログラムコードやメールデータなどは、 DVD-RAMに保存できるので問題ありませんが、動画など大きなデータは保存に困ります(それがエロ動画なら、ばしばし捨てましょう…… 笑)。

 吉田もメディアに焼き付けてない子供のビデオが増えてきました。これはのちのちまで残す必要があるデータであるだけに、 どうやってバックアップを取るか思案している最中です。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントフォームに記入し投稿してください





Search
最近の記事
カテゴリー
過去の記事
Comments
TrackBacks
Feed
Powered by