携帯デバイスを変えることの意味

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 最近、携帯電話(PHS)を変更しました。これまで通称京ぽん(AH-K3001V)を使用していましたが、 バッテリがへたってきたのと、処理速度が欲しくて洋ぽん(WX310SA)に変更しました。

 携帯電話の機種変更は、誰しも2年に1回は経験していることだと思います。携帯というデバイスを別の機種に変更すると言うことは、 どういう意味を持つのでしょう。

  • 自分がしたいことを広げる(新しい機種に備わった機能を使いたい)
  • 現在利用している機能の性能向上を望む
  • 現在利用している機能の保守のため(例:バッテリ寿命など)

 電車の中で見ても携帯電話というデバイスは、ほとんどの人が持っています。吉田は携帯を初めて持つようになったときから、 PHSを選択しているので、ドコモなどメインストリームの機種を使う人の要求は知りません。Felica(モバイルSuica)だ、 Java(iアプリ)だ、着うたフルだと言われても、メインストリームではないので、縁がありません(カメラはついてますが)。

 しかし、携帯だろうがPHSだろうが、基本的にやることは同じです。すなわち、電話を掛ける、メールの送受信、 ウェブブラウザなどです。着うただ待ち受けだといった機能は、携帯のカスタマイズの機能であり、 男はさほど気にしません(少なくとも吉田が出会った男性は、一度着信音とかを決めてしまうと変更しません。が、女性にとっては、着メロ・ 着うた等の機能は重要な要素かも知れません)。
 機能で考えるとわかりずらいですが、役割で考えれば自分が携帯デバイスに求めるものが見えてきます。 ちなみに吉田が携帯デバイス求める役割は以下の通りです。

  • 出先でも連絡がつくようにしたい(電話)
  • 友人などにメールで連絡したい
  • 電車の乗り換え案内を調べたい
  • 天気予報が知りたい
  • 暇つぶしに2ちゃんねるを読みたい
  • 出先で価格情報を知りたい

 人によってはスケジューラや手帳の機能も求めているかも知れませんが、スケジュール管理機能については、 手帳やPDAにはかないません。唯一スマートフォンであるW-ZERO3のみがこの要件を満たすのみです。カメラ機能は画素があがることで、 カジュアルなデジカメの代替えとなり得ましたが、この手帳機能については当面携帯に代役は果たせないと思っています。理由は見やすい液晶、 タッチパネルなどをつけてPDAとして実用的に使うためには、W-ZERO3のように端末自体のサイズを大きくする必要があるためです。 これは技術的な問題ではなく、人間が使いやすいと感じるサイズにする必要があるためです(しかし、電話としてみたとき、 大きくすることは嫌われます)。

 携帯デバイスを変更しても、誰しも「現在利用している機能の性能向上」 は当たり前のものだと思っています。つまり、新たな付加機能に目がいくため、これまで使っている機能は、当然使えるだろうと考えます。

 WX310SAはJavaアプリに対応など、京ぽんに比べるとできることが増えています。また、CPUの向上などにより、 キー操作レスポンスの向上などを見ており、アンテナもダイバシティになったので、音声通話の品質も向上しています。
 スペックでも、店頭の実機で触った感触でも自分が求めている基本機能が、グレードアップしていることを確認しています。

 しかし、実際に購入して運用すると以下の問題が見つかりました。

  • メール送信の際、送信履歴をメール送信先に指定できない(受信トレイにあるメールのレスという形では可能)
  • Yahooモバイルの乗り換え案内、天気予報が使えなくなった

 上記の問題点は、吉田が要求している携帯デバイスの役割に抵触し、不便を強いられています。上記の問題は、 ブラウザがOperaからNetFrontに変更され、メールソフトも京セラ製から、三洋製に変わった事によるものです。 ソフトウェアの変更により、これまでできていた当たり前のことができなくなってしまったのです。

 上記の2点は、スペックシートをいくら見ても分かりません。また店頭のサンプル機でも見つけられないでしょう(通信しませんので)。

 自分が使っていたデバイスを別のデバイスに変えることは、これまでの生活を変える可能性があります。 特に日常的に常用しているデバイスの場合は、その影響は大きいものです(吉田の場合、PDAも肌身離さず持ち歩いているので、 これがなくなったり変更されると大きな変化になります)。
 これは単なる機種変更以上の意味を持ちますので、自分が携帯デバイスに何を求めるかは意識した方がよいと思います。

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