自分のためのプログラミング

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 この週末は久々に自分しか使わないソフトウェアのコーディングをしました。とはいえ、このソフトは競馬三昧の「開催情報」 でも利用しているソフトなので、100%自分しか使わないとは言えませんが。

 吉田はスピード指数をメインの予想理論として利用してます。スピード指数をかじったことのある人なら分かると思いますが、 この馬券術を利用するには、毎週の馬場指数のメンテナンスが欠かせません。スーパーパドックでも馬場指数の設定はできますが、 どうも使いづらいものになっています。

 そこで、競馬三昧の開催情報というコンテンツの開始にあわせて、馬場指数の算出のためのソフトを作りました。 それが今回メンテナンスを行ったソフトです。記録では2000年頃に作成したソフトになります。

 このソフトは基本的に馬場指数の管理をメインとしていますが、当初の設計がよろしくなく、 新しい開催のメンテナンスを始めようとすると、馬場指数DBがおかしな日付になると言う不具合に見舞われました。
 その都度、ちょこちょこと修正していましたが、あまりに頻度が多いためその時間的なロスは無視できず、 思い切って主要部分の作り直しをしました。

 今回実施した修正は、馬場指数データベースをバイナリ形式から、テキスト形式に置き換え、年間一括管理を開催場(例: 第1回中山)ごとの管理に変更しました。こうすることでデータベースがおかしくなった場合もすぐに修正ができるようにし、 またバージョン管理システムによる履歴管理も容易にしました。

 この修正作業はまるまる2日かかってしまったわけですが、スピード指数を使う人間にとって、馬場指数の管理は生命線とも言えます。

 ちょうど土曜日にシンドロームのオフ会があり、この席でも「予想ソフトは作らないのか?」という質問がありました。 予想ソフトは作ってはいるのですが、長年メンテをおこたり、いまでは使えないソフトになっていることを自覚しています。

 振り返るとシンプルぱっとをリリースした2002年から人が利用するソフトの開発には力を入れてきましたが、 反面自分自身の競馬に役立つソフトは後回しにされてきました。当然、馬券からは遠ざかるわけで、 競馬ソフト開発のモチベーションはどんどん低下してしまいます。

 回収率向上を念頭に置く場合、日々の競馬研究は無視できません。それを支えるのがTARGETなどのデータベース系のソフトです。 しかし、TARGETは連対率など既存のデータを検証するのには向いていますが、 独自の理論などを検証するのはやや面倒な所があります(外部指数に対応してから多少は改善したようですが)。

 そういう意味で出馬表、成績、独自のデータ(この場合は馬場指数)とあわせて検証できる環境というのは、 自分自身の馬券術を見直すためにも必要な環境といえます。
 吉田の使っている馬場指数管理ソフトは、馬場指数管理こそ独自データベースを構築してますが、 出馬表や戦績などは旧TARGETのデータベースと共用しています。今後もちょくちょく修正を加え、 より競馬のしやすい環境の構築を目指していきたいと思っています。

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