改めて基準タイムについて考える

Posted on :| コメント (0) | トラックバック (0)

 久々に競馬ネタをば。オッズ競馬の世界に足をつっこんでみて改めて実感したことは、タイム理論の普遍性と応用範囲の広さです。 タイム理論は、客観的判断材料として利用できるため、オッズであろうとサインであろうと相性はとても良いようです。

 タイム理論はスピード指数を中心にさまざまな理論がありますが、基本的な考え方はすべて同じです。それは即ち 「走破タイム」「基準タイム」を比較することです。

 走破タイムは馬毎によって変わる変数なので、この場合最も重要なものは、「基準タイム」 となります。基準タイムこそタイム理論の根幹です(これについては、異存はないかと思います)。

 さて、この基準タイムは定期的にメンテナンスを行う必要があります。ご存じのように、競馬場は定期的に改修工事が行われ、 そのたびに基準タイムが変わります。また、競馬場によってはある時期を境に突然時計が出やすくなったり、時計が出にくくなったりします。 この補正を行わないまま運用を続けると、タイムから求められた数値の信頼性を損なう結果となります(スピード指数の場合、 馬場指数によりある程度の補正が可能)。

 しかし、この基準タイムの作成は、思っている以上に面倒な作業でもあります。何よりも、自分の中で何らかの基準がないと、 作業自体のブレにもなってしまいます。

 自分の中の基準は何が適切なのでしょうか? これについては次回触れたいと思います。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:

コメント

コメントフォームに記入し投稿してください





Search
最近の記事
カテゴリー
過去の記事
Comments
TrackBacks
Feed
Powered by