平日の夜にこなすこと

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 吉田のように2足のわらじを履いてる場合、会社が終って帰ってからの時間の使い方が意外に重要なウェイトを占めています。実際、 シンプルぱっと2、シンドローム、(今はないけど)書籍の執筆は休日や、平日の夜行われます。 とにかくいろいろな空き時間をかき集めて作業しているわけです。

 改めて夜という時間を考えると、いろいろな意味を持っていることに気づきます。

  • 1日の仕事の回復時間
  • 子供との接点
  • 会社以外の仕事をこなす作業時間

 ひとつのタスクを終らせても、あとには別のタスクが控えているわけで、 アクションリストやプロジェクトリストが空になることはまずありません。これはどんな職業に就いていても同じでしょう。
 暑い季節などは、帰ってきてからついビールを飲んでしまいますが、次になにか作業をこなすのであれば、あまり好ましくないことです。 しかし、回復時間と捉えるなら、これは削るべき事ではありません。また、子供の面倒を見るなどの家庭のこともおろそかにはできないでしょう。

 自分にとって何が一番大切かにもよりますが、あれもやりたい、これもやりたいでは時間がいくらあっても足りません。また、 いざ取りかかろうとしても、気力が沸かなかったり、翌日に響くような時間の使い方では本末転倒ですね。

 では、どうすればいいのでしょうか? GTD的なアプローチ法としては、状況別のアクションリストを活用するしかないでしょう。 吉田は「ToDo(疲労時)」としてまとめています。これを帰宅前にチェックし、その日の夜にこなすことを決めます。 タスクの規模にもよりますが、あれこれと欲張らず、絶対終らせたいと思うタスクをひとつあげておきます。家に帰れば、 子供の面倒や嫁の相談などさまざまなイベント(笑)が立ち上がってくると思うので、これらを裁きながら、 絶対終らせたいタスクをこなすようにします。
 運良く、時間もエネルギーもあまっているなら、アクションリストから優先順位の高いものをピックアップして処理すればいいでしょう。

 吉田は上記のアプローチを2ヶ月ぐらい実施した結果、あれこれ欲張らない方がいいという事に気づきました。 アクションリストを見ていると、ついつい色々なタスクを処理したくなりますが、そこはぐっとこらえて、 リソースを集中した方が効果が上がります。あれこれあげて、結果何一つ終らないより、確実に何かが終った方が長い目で見て得だと思います。

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