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　JRAのウェブサイトは今回のリニューアルですっきりと見やすくなりました。競馬ファンとしては喜ぶべき事ですが、 今回の修正にあたりいくつか競馬ソフト対策と見られる処置が見つかりました。ウェブサイトから出馬表、 成績などそれぞれ異なるCGIを呼び出すというスタイルは変わりませんが、これまで静的に張られていたリンクが、 スクリプトを呼び出す形に変更されました。

　CGIにポストする文字列をすべて調べるには、スクリプトも見る必要があります。また、一番大きな変更として、 ポストする文字列にチェックサムのようなコードが付加されている点です。これまでは、年度、コースコード、開催回次、日次、 レース番号などを指定すれば取得できたデータが、チェックサムをつけないと受け付けられないため、 内部でコードを生成するには付加されているチェックサムと同じ計算式を見つける必要があります。

　一般的なチェックサムの計算式はウェブサイトにも掲載されていますので、 ひとつずつチェックしていけば計算方法を探ることは不可能ではないと思います(吉田はまったく別の方法を選択しました)。

　いずれにせよ、JRAウェブサイトから開催情報や出馬表を取得する処理は、面倒な処理が多く、対応に時間がかかります。