ディープインパクトがドーピング!?
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フランス凱旋門賞で3着に入った「ディープインパクト号」からフランスで禁止されている薬物が検出され、 最悪の場合失格になるようです。現在、フランスで調査が行われており、判定は出ていません。同馬は日本の期待を一心に背負い、 結果的には3着に終りました。
もし、失格となった場合は、ディープインパクトの戦績に非常に不名誉な記録として残るわけで、競馬ファンとしては非常に残念です。
新聞等の情報によると、
ディープは喘息などの治療に使うイプラトロピウムを投薬され、何らかの治療を受けていたようです。しかし、
普通は競走馬の治療には使われない薬のようで、主催国の禁止薬をチェックしなかった関係者の完全なミスで済む問題なのか、
確信犯的なドーピングなのかは分かりません。
凱旋門挑戦と言えば、なにかと引き合いに出されるのが1999年の「エルコンドルパサー」
です(吉田が出してるだけかも知れません)。同馬は外国産馬のため、国内の出走レースは制限されていたため、
3歳秋から世界を意識したローテーションを組んでいました。毎日王冠2着、ジャパンカップ1着と順調にレースを消化し、
1999年はフランスにずっと滞在して現地のレースを使っていました。
しかし、凱旋門賞では、モンジューに破れ2着に終ります。
ディープインパクトは3冠を達成した後、有馬記念(2着)→天皇賞春(1着)→宝塚記念(1着)とコマを進めた後、 フランス凱旋門賞に挑戦しました。ローテーションに違いがあることは何度か取り上げていますが、 エルコンドル陣営とディープ陣営では気概そのものが違うように思います。
海外遠征が珍しい時代ではなく、今では強い馬は当たり前のように海外挑戦をする中で、 禁止薬物に引っかかるというのはどうも解せません。JRAは徹底的に事実関係を洗ってもらいたいものです。もし、ミスだと分かった場合には、 再発防止対策をしっかりと立ててもらいたいですね。
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