忙しいときこそ週次レビュ(2)

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 GTDを実践していると、ついつい面倒になってくるのが週次レビュです。しかし、 GTDをしっかり実践している人は口をそろえてレビュの重要性を語ります。
 つい先日、吉田もレビュの大切さを実感できました。今日はそのことをネタにしたいと思います。

 週次レビュの具体的な説明については、前回のエントリーを参照してください。 週次レビュの目的は、頭の中に貯まっている心配事をはき出し、抱えているプロジェクトやアクションリストの整理です。

 ここにひとつのキーワードがあります。GTDは目の前の仕事の生産性を上げるため、 いかに脳力(脳の力)を引き出すかに焦点が当てられています。

  • 心配事、やらなければならないことを頭の中から追い出す
  • ToDoは紙など信頼できる記録メディアに残す
  • ToDoを実際に実行可能な単位まで分解する(アクションリスト)

 つまり、「目の前に仕事があるのに、他の仕事のことが気になって集中できないという事態を避ける」 のが最大の目的です。

 吉田の週次レビュは、リストの見直しがメインですが、実はほぼ毎日リストの見直しを行っています。朝の移動中などに、 PalmのToDoリストをチェックし、終了しているのに消されていないリストを整理したり、その日にやるべきリストを確認したり、 プロジェクト項目からアクションリストに分解したり……。

 その日1日にどんな仕事、タスクをこなすかを決めています。簡単ですが、これは週次レビュと同じ目的を持っています。 週次レビュがリスト全体を見直すのに対し、毎日のレビュはその日1日に処理すべき事を見直します。 いつかやるリストの見直しなどは行いません。

 リストを整理することで、その日一日は「次の物理的アクションリスト」 だけを気にすればよいことになります。プログラミングの世界ではスコープと呼んでいます。範囲を限定することで、 その時に考えるべき事を少なくするということです。

#PCのトラブルが発生したとき、この日々のリストの見直しで大分救われました。

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