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■PCのスペック

• CPU：Athlon XP 2200+
• メモリ：DDR400 2GB
• HDD：Seagate Barracuda 7200.7 80GB(ST380011A、ATA)
• VGA：Radeon 9700Pro
• NIC：Intel PRO/100+
• ドライブ：Panasonic DVDマルチドライブ(LF-M721)
• その他：スゴイアダプタでATAからSATAに変換

■Windows Vistaのパフォーマンス値

• プロセッサ：3.1
• メモリ：3.7
• グラフィック：4.9
• ゲーム用グラフィック：4.3
• ハードディスク：5.1

　このスペックだとAeroは動作しませんでした。GUIはWindows Vista Basicになります。 Aeroが効いてない状態なので、噂のもっさり感はあまり体感できませんでした。 そもそも吉田のWindowsXPは高速化のために表示フォントをビットマップフォント(Terminal)に設定している関係で、 WinXPながらWin2000並の体感速度が得られるようになっているので、 未チューニングのVistaと比較するのはフェアではありません。それでもウィンドウのクローズなどはかなり遅いと感じました。 開くのはXPと大して変わらないだけに、不思議です。

　なお、最低限のチューニングとして、視覚効果を最小限にとどめています(視覚スタイルを使用する、 スクリーンフォントの縁を滑らかにする、ドラッグ中にウィンドウの内容を表示する)。 マウスの影やアニメーションはすべてOFFにしてあります。

　雑感ですが、新しい日本語フォントである「メイリア」はなかなかのものです。くっきりと見やすい印象を受けました。
　その他では、スタートメニュの構成ががらりと変わり、かなりうざったく思える点と、IE7、WM11にメニュバーが表示されないこと、 Terminalフォントだとフォントサイズが指定できない点が不満に感じます。

　あと、今回のVistaからユーザーアクセス制御(UAC)が搭載されましたが、 UACが働くと画面が真っ暗になりダイアログBOXが表示されます。表示がスムーズに切り替わらないので非常にうざったく感じました。 ダイアログ表示のみでもいいと思います。

　さて、今回の主目的である自作ソフトの動作ですが、シンプルぱっと２の起動時に問題が発生しました。 「予期せぬエラーが発生しました」と出て実行できませんでした。Simplepat2.exeを右クリックして、 「管理者権限で実行する」をクリックすれば普通に実行できました(なお、ログオンしていたのは管理者です)。
　原因は起動時に各種DLLをレジストリに登録する処理が不正とみなされたのでしょう。この件については、 今後対応策を検討したいと思います。

　あとは開催日にオッズのダウンロードや投票が可能かをチェックしてみたいと思います。

■まとめ

　今回インストールしたのは、雑誌に付属のWindows Vista RC1(32ビット版)です。 Vistaのまとめサイトにも32ビット版の動作は問題がないことが書いてあるので、以前のエントリーで書いた 「64ビットと32ビット混在問題」は顕在化しませんでした。 動作環境について地道なアナウンスをしていくしかないと思いますが、パソコンに詳しくない方には面倒なOSになりそうです。

RC1だと普通に起動するのと、ランチャーから起動だと動作違ったと思います。RC2だとadminでログオン
していれば問題ないと思いますが、userが普通ですし対策は必要かもしれませんね。

なるほど。RC1とRC2の違いはよく分かりませんが、Explorerが微妙に使いづらく感じました。
UACについては、もう少しデバッガレベルで動きを見てみようと思います。

本当はUser権限で動作するようにすればいいのですが、ActiveXなのでバージョン情報が一致しないときはレジストリに自動登録するようにした方が、ユーザーの混乱は少ないんですよね。