JRAからの便り

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 もう今年も残すところ2週間強となりました。来週には有馬記念があり、今年の競馬の総決算となります。この時期になると、 電話投票会員のもとにはJRAから来年度の開催日程と一緒に、粗品が送られてきます。吉田にとって、 開催日程カレンダーを送ってもらえるのが一番うれしいですね。

 今年の粗品の内容は携帯電話の液晶保護シート、しおり、ポストカードです。昨年はディープインパクトのレース映像DVDでした。 粗品が使えるかどうかはさておき、JRAが電話投票会員を重要視している証だと思っています。

 即PATがはじまる前の電話投票による売り上げは、4割を占めます(2005 年元旦のJRA理事長の言葉)。 即PATにより事実上電話投票会員になるための抽選課程がなくなったことにより、PAT人口はさらに増えたのではないかと思います。
 また、同じ人物が複数の口座を持てるようになり、ヘビーユーザーの中には複数の口座を上手に使い分けて使っている人もいます。
 競馬の場合、有馬記念を100円だけ買うライトユーザーよりも、 未勝利戦に100万ぶち込む人の方が上客です(オッズを見てるとよく分かります)。万単位のお金を投入している人は、 間違いなく重賞レース以外にも手を出しているからです。

 これらへビーユーザーすべてが電話投票を利用しているとは思えませんが、高い確率で電話投票会員だと思っています。 数字の大きさから、JRAも上客の機嫌を取るために年末に粗品付の郵便物を送ってきているのでしょう。

 今年の「有馬記念」は、ディープインパクトの引退レースということで注目を集めるでしょう。 ディープインパクトは間違いなく1番人気ですが、中山はディープが最も苦戦するコースです。昨年もハーツクライに差されました。 弥生賞ではハナ差で辛勝です。先の凱旋門賞では直線のたたき合いに破れ、3着(その後失格)に破れました。
 ディープの勝ちパターンと言えば、マクリを使って早め早めに先頭に立ち、あっと言う間に抜き去ります。中山競馬場は直線も短く、 急坂の後に70mぐらい直線が続くため、最も瞬発力を要します。

 ディープの鮮やかな勝ちっぷりに目を奪われがちですが、まくりばかりを連発する戦法からして、 ディープは瞬発力勝負には弱いのだと思ってます。それでも上がり3Fで高数字が出ているのは、まくりによるものでしょう。上がり3F 33.3秒なんて数字が出ていますが、1Fにすると11.1秒です。 このラップをコンスタンスにたたき出せるのがディープインパクト最大の強みなのでしょう。

 吉田はディープが皐月賞を勝った時点で、この馬についての検討は一切やめてしまいましたが、 改めて過去の戦績を見てみると上記のような結論が導かれました。
 そのディープが最も苦手とするコースが引退レースとなりますが、ハーツクライなき今となっては、 特別登録馬の中でディープを負かせそうな馬は見あたりません。

 今年も残りわずかですが、最期まで楽しみたいものですね。

 

 

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