BLOGを書く意味

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 「なぜBLOGを書くのか?」 自分の中にその答えを持っている人が何人いるでしょうか。たいていはおもしろそうだからはじめ、 人によってはここに書かれているように「義務化」する事もあります。 書籍や情報商材に載せられて、アフリエイトのために書いている人もいます。
 理由は人それぞれですね。

 

■Web1.0のウェブサイト (吉田の場合)

 吉田の場合、BLOGが産声を上げる前からウェブサイトを立ち上げていました。1998年10月に「Club Yannies」 を立ち上げ、現在の競馬耳寄り情報局「競馬三昧」 へ繋がっています。ウェブサイトを立ち上げた理由は、情報発信をしたかったからです。そのうち、 競馬研究のためのコンテンツを書き足したりしていくうちに、 いつしか更新が義務のようになってしまいました。
 BLOG全盛の現在は、各地でBLOG論などが展開されていますが、それ以前はアクセスアップなどが主流を占め、 今と変わらず情報発信のあり方などが論じられていました。吉田も散々やったものです(笑)。

 今はアクセス数はまったく気にせず、必要なコンテンツのみを書いています。

 

■吉田にとってのBLOG

 もともとBLOGは更新の手間を、少しでも軽減するために導入しました。 特にソフト開発に着手してからはウェブコンテンツにリソースを割きづらくなり、ちょっとした情報発信をするのに、 レイアウトからリンクからを管理するのが大変だからです。
 しかし、ソフトの開発状況などを発信していく必要があり、記事のみに集中できるBLOGはまさにうってつけの存在だったのです。

 ただ、書くネタに困ることがあるのも事実で、はじめは大分迷走しました。競馬のネタは風化しやすく、 しかも核心に迫るほど世に出しずらくなったため、あまり触れてません。

 一方でLife Hacksやビジネス的なネタが多いのは、日常の中で最もネタにしやすいからです。開発情報と言っても、 毎日発信できるほどあるわけではなく、発表しても開発スピードが追いつかないのでは本末転倒です。

 そこで色々考えてみました。

 BLOGの良いところは、RSSフィードを出力できるところです。これをRSSリーダーに登録しておけば、 ウェブサイトにアクセスしなくても更新情報が確認できます。サイトの作りによっては、記事の概要が分かるので、 興味のある情報だけを読むこともできます。
 こういう技術的な助けもあり、また今では昔以上にウェブサイトも増えていることもあり、無理に更新頻度をあげるより、 質を高める方が重要だと思っています。これが読者の立場に立った考え方です。

 一方で情報発信者として、BLOGをどう捉えるかは千差万別ですが、吉田は以下の点を重視しています。

  • 自分のプロフィールになる情報を提供(何に感銘を受けたか、考え方、着手しているもの、身につけたスキルなど)
  • 自分の作品に関する情報(ソフトの開発状況、今後の予定など)
  • 普段の作業で気づいた点

 BLOGは今や履歴書代わりとも言われるようになってます。決まったフォーマットの履歴書も重要ですが、普段の思想、スキル、 何に興味があるかなどはBLOGの方がより雄弁に語ってくれます。そのせいか、吉田が仕事でおつきあいされている方にも、 BLOGを読んでいただいてます(女性のBLOGは性質が違うので、履歴書、名刺代わりには使われていないと思います)。

 

■日常の気づき、考えを形にする

 以前 「誰がためのBLOG」 というエントリーでも触れました。日常の気づき、アイディアをBLOGに書くことで考えをまとめ、 第3者の意見を聞くというものです。
 誰のコメントがつかなくても、誰かに説明するつもりで記事を書くのと、 自分の中でアイディアをこねくり回すのでは見えてくる点も変わってきます。前者の方がより客観的な視点で物事を見られるようになります。

 吉田が各分野で「気づき」とそれに類するアイディアをBLOGに書いているのはそういう意味があります。 これは人に見てもらうというウェブサイトの特性の他に、自分自身のためという特性も持ちます。

 しかし、アイディアを何も考えずに書き連ねるのは問題があります。と言うのも、アイディアそのものは知的財産だからです。 クズみたいなアイディアのなかにも、値千金のアイディアがひとつくらいは入っているものです。この辺のさじ加減は難しいですね。

 

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