今後の方向性を話し合ってみました

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 去る3/3(土)に、旧来の友人でありシンプルぱっと1の初期から色々アドバイスをもらっている「たま」 氏と飲み会兼会議をしてきました。普段は酒中心であまり深い内容にふれないのですが、今回は酒もそこそこに、 喫茶店でかなり長い時間打ち合わせをしました。

 主な議題はシンプルぱっと2と、今後開発する競馬ソフトについてです。 開発予定のソフトはすでに2007年度のロードマップのようなものはできているので、どちらかと言えば、 方向性や個々のソフトで考えなければならない懸案事項などが中心です。

 

■解決すべき資金配分の問題

 シンプルぱっと2については、自動運転よりも買い目作成を中心に話をしました(たま自身が自動運転をしないため)。 実際にソフトをいじりながら、また事前に吉田が用意した資料を基に議論をし、 中でも本線と押えのような資金配分機能について色々新たな発見がありました。

 この機能は元々ユーザーの方から提案された機能ですが、 オッズを元にした画一的な資金配分に不満がある場合には大きな力を発揮しそうです。よく使われる資金配分法には「同一回収率配分」 があります。どの目が来ても、同じ払い戻しになるあれです。この資金配分法では、計算式に多少の差はあれど、 画一的な払い戻しを受ける目的で利用されるという点ではどれも同じです。

 しかし、実際には予想段階では自分の中で明確な強弱があり、人気薄だろうと来ると思っている馬はいるものです。 これらが馬券に反映されにくいのは、計算が面倒だからです。そうなると先の同一回収率配分や、 均等買い(100円均等買いなど)に落ち着きます。吉田もここには不便さを感じていますので、本腰をいれて対策を練らねばと感じていました。 今回の打ち合わせで実装レベルでの回答も見つかったので、今後のバージョンアップで反映していきたいと思います。

 

■紙ベースの競馬予想が達成できているもの

 また、これはシンプルぱっと2に限りませんが、 競馬新聞ではできるマーキングという作業が既存の競馬ソフトができないことも大きな問題であると再認識しました。紙に印刷すれば、 各馬の着目点は赤ペンでマーキングできます。
 しかし、ソフト上ではこれが困難であり、多くの場合、記憶に頼っています。◎や○、▲などの馬印は検討段階では役に立ちません。

 画面上の注目点に即座にマークでき、それらを含む馬が強調されれば、 パソコン上での競馬も飛躍的に使いやすくなるのではと思っています。いきなり、紙と同じ事は無理でも、どこかに突破口があるように思います。 いくつか妙案は思い浮かびましたので、まずは自分だけで利用する機能として実装してみたいと思います。

 

■ボトムアップのアプローチ

 競馬ソフトのアプローチとしては、予想ソフトが投票機能をもつスタンスがほとんどです。しかし、1本のソフトで完結することはなく、 多くの場合は複数のソフトを見ています。また、予想ソフトのもつ投票機能はおまけ的なものが多く、検討し、 買い目をまとめるという作業を行うには役不足であります。

 吉田も公開してないだけで予想ソフトは作っています。また、シンドロームやスーパーパドック、 TARGETのようなソフトも併用しています。だからこそ、「予想→買い目作成→投票」のようなトップダウンではなく、 逆に「投票→買い目作成→検討→予想」 のボトムアップの考え方でソフトを作っていけるのではと改めて思い直しました。

 競馬予想法は数多くあり、予想ソフトもごまんとあります。自分のスタンスにあわせ、 さまざまなソフトを組み合わせている人も多いでしょう。どのようなスタイルにせよ、最期は馬券にする必要があるため、 投票ソフトが買い目作成と馬券検討の情報を集積する意味は大きいと思っています。

 

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