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　吉田がここ半年で比較したものを上げてみると……

• 実印として登録する印鑑作成業者
• レンタルサーバー業者
• HDDレコーダー
• メインPC用のプラットフォーム (Core2DuoかAthlon64x2か？)
• HDDのメーカー(もっぱらSeageteかWestern Digitalですが)
• クレジットカード決済代行業者
• リムーバブルHDDケース
• Nintendo Wii用のソフト
• Nintendo DS用のソフト
• メルマガ発行サービス
• DBMS(データベース管理システム)
• Windowsアプリケーション開発環境
• メールチェッカー

上げれば本当にきりがありません。製品やサービスが決まっていていれば、 価格やサポートのしっかりしたショップを選ぶだけのことですが、製品やサービスそのもののを検討するとなると骨です。

　吉田は家電を購入する際には、仕様一覧を見るようにしてます。特に製品ラインナップが沢山ある場合は、一覧表で見れば一目瞭然です。
　しかし、一覧表は基本的なスペックを押えるのには役立ちますが、独自の機能として提供されているものを比較できません。

　この手の仕様まで比較した資料となると、第3者がまとめた比較資料を入手しなければなりませんが、 そんなに都合の良い資料はあまりありません。結局、誰かの書いたレビュー記事などを参照することになります。

　自分がある程度詳しい分野であれば、メーカーが用意したスペックシートや説明で理解できますが、 まったく知らない分野だとどこから手をつけていいか、またどこを評価すればいいかがわかりません。
　上記の中で苦労したのは、以下のものです。

(1)印鑑作成業者の選定

• 他社との違いが分からなかった
• 実印を選ぶ際のポイントが分からなかった

(2)クレジットカード決済代行業者

• 対象としている規模が分からない
• 対象としてる製品が分からない(よく調べると競馬NGとか、物販のみとか)
• 比較に使える情報は「お問い合わせください」

(3)メルマガ発行サービス

• サービスの違いが分からない
• 自分の必要とするサービスが提供されているかが分からない
• 購読者への負担が分からない(広告メールがどの程度いくか？)

(4)データベース管理システム(DBMS)

• データベースの知識が乏しいもので、専門用語を消化するのが大変だった
• それぞれのDBMSの特徴がよく分からない
• 周辺環境(開発環境含む)がよく分からない
• 特徴がよく分からない

　吉田の作ったソフトを比較検討している人も同じ事を感じているのかなと思った次第です。 こういう事ってすごく大切なことだと思います。

　吉田は本の著者であり、ソフトの作者ですが、反対に本の読者であり、ソフトや製品の利用者でもあるわけです。クリエイター・ 作者でいるより、ユーザー・読者でいることの方がずっと多いと言うことを改めて認識し直さなければならないと感じています。

　競馬ソフトに限定して話をすれば、世の中に出ているソフトの中には、本当に作者は自分のソフトを使ってるのかな？ 　と言うものもあります。吉田は実際に競馬に使ってますが、使う事で初めて必要な機能やその時点の問題点が分かってきます。

　「作者である前にユーザー」ということを肝に銘じておくことが大切です。