生産性を高める睡眠についての考察

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 世の中には生産性を高めるための方法が非常に多く発表されています。しかし、吉田は「十分な睡眠」 こそが生産性を最も高める方法だと思っています。なぜなら、どんなに優れた方法論でも、眠い目をこすりながら、 ぼけた頭では効果を発揮できないためです。

 目が覚めたとき、すっきりとした頭にするのは社会人のみならず、学生にとっても重要なことです。すかっとした頭の状態なら、 前日答えが見えなかった検討事項も新たな答えが見えるようになります。
 また、考えるにしても、何か作業をするにしてもてきぱきとこなせるようになります。以下は効果的な睡眠を取るために、 ネット等で調べたことや自分の経験に基づくポイントです。

 

■効果的な睡眠を取るためのポイント

(1)規則正しいライフサイクル

 基本中の基本です。睡眠と覚醒のサイクルは体内時計により決まるため、一刻も早く一定のサイクルを作ることが肝心です。 世の中のシステムにあわせるのであれば、夜型よりも朝型になるようにした方がよいです。

(2)睡眠時間を90分単位で取る

 人により±10分程度の誤差はありますが、レム睡眠とノンレム睡眠のサイクルの関係で、 90分の倍数で睡眠を取るのがよいとされています。1.5時間、3時間、4.5時間、6時間、7.5時間……。
 このサイクルで目が覚めるように調整すると、目が覚めたときちょっと眠気を感じても、 普段活動する時間にはすっきりとした頭になっています。
 90分サイクルから外れると睡眠時間を増やしても眠気は変わりません(個人的な経験)。

(3)起床時間を合わせる

 (1)のライフサイクルにも大いに関係がありますが、起きる時間を一定にするのは、身体への負担を減らすためにも重要です。 体内時計は簡単に狂います。

(4)寝る前の飲食を避ける(特に酒)

 酒は飲みすぎると確かに強烈な眠気が襲ってきますが、睡眠薬とは役割が異なります。酒を飲んで寝ると気絶に近い状態になり、 休養になりません。
 また個人的な経験では、強い酒を寝る前にあおるよりも、寝る2時間以上前にビールなどの度数の低い酒を飲んだ方が眠くなりやすくなります。

 

■失敗談

 最期に吉田の失敗談を書きます。(2)にある 「90分サイクルから外れると睡眠時間を増やしても眠気は変わりません」は、最近やらかした失敗です。 いつもより1時間だけ早く寝てみましたが、翌朝の眠気は変わらず、おまけに頭がすっきりしませんでした。

 また、子供を寝かしつけようと9時頃一緒に床に入ったところ、寝てしまい、AM3時に起床しましたが、 結局5時頃に睡魔が襲ってきて寝てしまいました。9時から3時で6時間寝ていても、不規則な時間帯のため、 普段と同じ睡眠時間にもかかわらず、すっきり感はまったく得られませんでした(それどころか1日中頭痛に悩まされました)。

 十分な睡眠は生産性の鍵となりますが、効果的な睡眠をとらないと生産性は上がりません。

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