ビデオボード換装完了

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 先日お話ししたように、表示のモッサリ感解消のためにビデオボードを変えました。 これまで使っていたGalaxyの7600GS-Zに代わりサファイアのX1950GTにしました。
 T-ZONEの通販で購入したため、金曜日には手元に届いたので早速取り付けたところ、色々と問題点が見つかりました。

 

■X1950GTの問題点

(1)カードが長い

 X1950シリーズはカード自体が長いため、電源ケーブルと激しく干渉します。ケースがAntecのP180なので、 電源が下から生えているのも影響してます。

X1950_01

X1950_02

 







(2)ファンがうるさい

 7600GS-Zのファンもうるさいと思いましたが、こちらは我慢できない音です。高回転の騒音が鳴るため、 早急に静音化をしなければなりません。
 結局、本日HR-03 Rev.Aに換装しました。今のところファンレスで運用してます。

(3)廃熱が熱い

 7600GSに比べると消費電力があがってる分、廃熱も熱くなっています。特に吉田がPCを置いてる場所は熱がこもりやすく、 今後の運用結果によっては対策が必要になります。

 ファンをHR-03に換装した写真は以下です。このヒートシンクはチップセットのヒートシンクと激しく干渉してるので、 ヒートパイプを曲げて取り付けてます。

X1950_03

 

 

 

 

 

■ベンチマーク及び体感

 今回の目的はデュアルディスプレイ環境における体感速度の向上です。 比較のためにHDBENCH3.4で数値の確認をまず行いました。

  ★ ★ ★  HDBENCH Ver 3.40 beta 6 (C)EP82改/かず ★ ★ ★
 M/B Name     
 Processor    2397.65MHz[GenuineIntel family 6 model F step 6]
 Processor    2397.65MHz[GenuineIntel family 6 model F step 6] 
 VideoCard   ATI Radeon X1950 GT 
 Resolution  1200x1600 (16Bit color) 
 Memory      2078,488 KByte 
 OS           5.1 (Build: 2600) Service Pack 2 
 Date        2007/05/26  21:18 
 
 Intel(R) ICH8 4 port Serial ATA Storage Controller - 2820
 プライマリ IDE チャネル
   MATSHITA DVD-RAM LF-M721
 
 Intel(R) ICH8 4 port Serial ATA Storage Controller - 2820
 セカンダリ IDE チャネル
 
 Intel(R) ICH8 2 port Serial ATA Storage Controller - 2825
 プライマリ IDE チャネル
 
 Intel(R) ICH8 2 port Serial ATA Storage Controller - 2825
 セカンダリ IDE チャネル
   WDC WD3200AAKS-00SBA0
 
 標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
 プライマリ IDE チャネル
   WDC WD3200KS-00PFB0
 
 標準デュアル チャネル PCI IDE コントローラ
 セカンダリ IDE チャネル
   WDC WD2500JD-00HBB0
 
 BHA バーチャル SCSI アダプタ
   BHA     Virtual CD/DVD  1.00
 
    ALL  Integer   Float  MemoryR MemoryW MemoryRW  DirectDraw
  84129   338081  224596   185958  143871   287231          57
 
 Rectangle   Text Ellipse  BitBlt    Read   Write   RRead  RWrite  Drive
    100129  14521   20100     204   35804   60663   10620   24914  C:\100MB

 スコアが多少良くなるため、16ビットカラーで実施してます。 問題となったスコアはTextとBitBltなのでこれだけを比較します。

■GeForce 7600GS (1200×1600 Dual , 16bit Color)

Text  15387
BitBlt 150

■Radeon X1950GT (1200×1600 Dual , 16bit Color)

Text  14521
BitBlt 204

……。テキストが負けてます。ベンチマークは若干負けていますが、体感速度は確実に速くなっています。 特に感じていたExcelでソート処理をしたときのダイアログの描画や、その他表示速度は確実に現在のX1950GTの方が速くなってます。

 爆速というより、普通のレスポンス速度に戻った印象です。Radeon 9700Proを使っていたときの速度と同じですね。

 ただ、 今回もプライマリーディスプレイからセカンダリーにウィンドウを移動したときに残る表示上のゴミは解消されませんでした。 これはより上のクラスを導入しないとダメなのでしょう。

 

■温度その他

 最後にX1950GTにした時の温度等の情報で締めたいと思います。

CPU  Core2Duo E6600
M/B  DP965LTCK
メモリ  PC6400(DDR2-800) 2GB
HDD  WD3200KS 320GB
      WD2500JD 250GB
     WD3200AAKS 320GB (リムーバルケース)
VGA  X1950GT
ケース P180

CPUファン:GH-PDU21-SC + ebmpapst 超静音9cmファン
背面ファン:12cm (P180標準ファン)
上面ファン:12cm (P180標準ファン)
内部ファン:12cm (P180標準ファン)

室温    22℃
CPU温度 Core0:43℃ Core1:44℃ (アイドル)
システム  不明
HDD1   39℃(WD3200KS 320GB)
HDD2   41℃ (リムーバルケース内)
HDD3   35℃(WD2500JD 250GB)

コメント

書き忘れました。GPUはCCC読みで46℃(アイドル時)です。標準ファンがうるさい上に50℃を超えていたので、HR-03換装は大正解ですね。
ただ、VRAMにつけたヒートシンクのひとつが何度貼り付けてもぼとりと落ちてしまいます。これは対策を練ります。

投稿者 吉田章太郎 : 2007年05月26日 22:26

お疲れ様でした。
カード長ありますね。m-ATXですとほとんどマザーの長さと変わりません。
VRAMヒートシンクは一度他のカードで使ったものですが、今のところ剥がれて落ちる事はないです。
効くかどうかは分かりませんが、取り付け前にチップを無水アルコールで拭くようにしています。

投稿者 asaba : 2007年05月27日 07:16

他はきちんとくっついているのですが、ヒートパイプのすぐ横がダメです。指で触った感じではあまり発熱してないので、神経質になる必要はなさそうですが。
一応、取り付け前にジッポオイルで拭いてますが。

投稿者 吉田章太郎 : 2007年05月27日 09:21

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