Windows Vistaに移行すべきか?

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 はてなブックマークに「これはひどい」というタグと一緒に紹介されてたAll About Japanの記事を紹介します。記事は、 ノートパソコンに詳しいテクニカルライターが、「XPが入ったPCよりもVistaを選べよ」と薦めるものです

 吉田の個人的な見解ですが、

「特別な理由がない限りはXPで十分」

です。WindowsXPは2001年に発売され、一般的なユーザーが使うHome Editonについては、 2006年末にサポートが終了する予定でした。しかし、Vistaの発売が遅れたことや、現在のOSに満足している人から

「期限を延長しろや、(゚Д゚)ゴルァ!!」

という声が上がり、2014年1月まで延長されました(メインストリームサポートは2009年までです)。 つまり、少なく見積もってもあと6年は大丈夫と言うことになります。

 Windows Vistaを進んでインストールする人は、パソコンに詳しい人が多いです。業務にも利用している人は、 初物を避ける傾向があるため、プレインストールPC以外でVistaを入れている人は、ガジェット好きや自作PC好きの人がほとんどです。 こういう人は貴重な「人柱」ですので、彼らが率先して道を切り開いてくれることに対しては、吉田は感謝しています(笑)。

 さて、VistaプレインストールPCを買う人の多くは、パソコンに不慣れな人が多いと思います。 ノートPCはほぼメーカー製以外の選択肢しかないため、除きますが。
 しかし、VistaはこれまでのWindows200以来のメジャーバージョンアップですし、 何よりセキュリティに関するポリシーが変更されており、個人が使うクライアントOSとしては非常に使いづらくなっています。 そのためソフト互換性の問題などを数多く抱えています。
 不慣れな人がいろいろと問題のあるOSに手を出すとどうなるか、想像に難しくありません。

 前述した自作PCヲタやガジェットマニアな人は、自分でトラブルを解決できますし、 いろいろと試行錯誤する課程が楽しいという声もあります。これはパソコンをいじること自体が目的なので、色々仕掛けがある方が楽しめます。

 しかし、ほとんどの人にとってパソコン(OS)は道具に過ぎません。なにか目的があり、それを実現するのに必要なのです。だから、 OSは黒子に徹する必要があります。安定性、ハードウェアの性能を引き出す、互換性などがまずOSに求められます。

 Vistaはハードウェアの動作条件がさらにあがっており、 ノートパソコンのように携帯性を求められる機器には最も向いてないOSと言えます。吉田も持っているLet's Noteは長時間のバッテリー駆動がウリですが、VistaモデルはCPUをパワーアップした影響により、駆動時間が短くなっていました。

 今後、パソコンを買い換える必要がある人に言っておきますが、あえてVistaを選択する必要はありません。 Vistaにサービスパックが出て安定してから乗り換える事をお勧めします。
 アップグレードパスのついてくるパソコンを購入するのがさらにお得と言えます。

 

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