書籍の情報をどう活かす?

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 年配者よりも20?30代の方が本を読んでいるというデータがあります。そこで読まれている本は小説、エッセイ、実用書。 どれであっても書籍には違いありません。
 吉田は主に実用書、ビジネス書を読んでいます。ビジネス書のたぐいは単に読んでおもしろかったで終わらず、 そこに書かれた情報をどう活かすかが鍵になります。

 ビジネス書には大きく分けて2種類に分かれています。ひとつは指南本。あるテーマを達成する手順やノウハウで構成されています。 もうひとつは体験談。前者がどちらかと言えば客観的な視点であるのに対し、後者は筆者の経験、事例などが中心に据えられています。

 どちらを好むかは人それぞれでしょう。ひとつだけ言えるのは、どんな本でもどこかに引っかかる要素や、 気づかされる点が1カ所はあるという点です。もし、それが感じられないならよほどあわない本を手にしたか、 読解力が欠如しているかのどちらかです。

 吉田は書籍は必ず購入することにしています。吉田は書籍に折り目を付けたり、書き込みやチェックをすることが多く、 借りた本ではこれらの作業が出来ないためです。 実用書の著者の中にも同じような主張をしている人は結構いるようです(正確な数は把握していませんが)。

 さて、本に折り目をつけたり、何かを書き込みと言うことは、書かれていることに何らかの共感を抱いているからです。また、 書かれている内容を読んでいるとき、自分が抱えている仕事の問題を連想できればしめたものです。書き込みが多いほど、 その本の内容に刺激を受けていると言えます。
 重要なのは、読んだときに何かを感じたら即座に活字として残すことです。その場で感心しているだけでは、後に何も残りません。 大抵は忘れてしまいます。

 ある起業家のブログに、「起業前に実用書のたぐいはあらかた読んだが役に立たなかった」という書き込みがありました。 吉田も今起業していますが、少なくともこの意見には異論があります。確かに本に書かれた内容をそっくりそのまま実践するのは難しいでしょう。 吉田もレスポンス広告に書かれた内容をウェブの世界に応用しようと思いましたが、あまり上手く生きませんでした。

 レスポンス広告を応用したウェブサイトは結果的に失敗に終わったのですが、それでも重要な要素は自分の中に残ってます。 書籍に書かれた内容はそのままでは、今抱えている問題解決には利用できません。しかし、骨格となる理論や主張をきっちり抑えた上で、 自分なりの解釈を加えていくと様々な局面で応用が利くようになります。

 大事な理屈を理解した上で応用が利かせられるレベルというのは、完全に自分の中に取り込んだと言うことです。 それには本の読み方が重要です。感度を上げ、感じたことは書籍にどんどん書き込んでいきましょう。 書籍をきれいにしておいても意味はないです。書籍はただの印刷物で、重要なのは書かれている内容なので。

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